生きたくない 六 ページ6
及川もそれに詰め寄る。
「いやいや、俺が先だよ？マッキーにはAは興味無いって！ハッ！」
なにいってんのさ、私はあんたより花巻の方が断然好きだ。
なんでお前を好きになったかさえわかんねぇよ。
こんな浮気やろう。
「えー？浮気してた人がなにいってんの？」
修羅場だー！
頑張れー！花巻ー！
すると、いきなり手を引かれた。
手を引くのは花巻。
「戻るぞ」
花巻はさっきとは断然違う真剣な表情だった。
少し威圧があったり。
及川なんてこのあとどうなったか知らない。
これでバレー部に支障が出なければいいけど。
私はそのまま花巻に着いて行った。
女子からの視線が痛かったのは言うまでもない。
でもそれが嬉しかったとか、絶対に言えない。
家に帰った。
お母さんは案の定知らない男と一緒だ。
そして、その男達といろんな話で盛り上がってる様子。
さぁ、ここから始まるよ。
私の雑用係が
「ちょっとぉ？A〜一番高いお酒、とってきてちょぉだぁい！」
「はいわかりました。」
台所へ向かい、この前母が買った一番高い酒、ワインを取る。
少し紫掛かったワインはぶどうジュースみたい。
私はそのまま母と知らない男のいるところへワインを運んだ。
「お待たせしました。」
「フフッねぇ当夜さぁんこれ美味しぃのよ？」
「本当か？少し継いでくれ」
「継いであげてA。」
「はい。お母さん。」
ワインを相手のグラスに注ぐ。
こんなのもなれてしまった。
私店開けるかもしれない。
でも、もう雑用は疲れた。
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萌々子(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます！ (2016年12月12日 7時) (
レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ヤバイです！！！まっきーかっこよすぎや！！めっちゃ感動しました…！ (2016年12月11日 23時) (レス) id: b8a0a05746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穀海* | 作成日時：2016年10月30日 18時
