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「面白いことでもあったのか？！」
目を輝かせて好奇心いっぱいに侑に問いかけた木兎さん。木兎さんの場合、好奇心旺盛だからこうなると分かった。侑を睨みつけて私は口を開く。『何もありませんでした』と。
誰にもバレたくない。
恥ずかしすぎて思い出すだけでも嫌になる。
「こいつな」
親指で私を指して話を勝手に始めようとする侑を無言でひっぱたいた。耳が熱い。顔も熱い。体も熱い。なんだか汗をかいているようだ。
最悪だ。
木兎さんはなんだよ、と口を尖らせてしょぼくれ寸前。それをカバーする赤葦。私は侑に嫌いだから、と言葉を吐き捨てる。
「調子に乗らないで」
私がきつい態度をとると周りも呆れたように苦笑した。私は下を向く。侑は侑で気まづそうな、悲しそうな顔をした。私は私で手を握りしめて唇を噛み締めている。最悪だ。最悪だ。
なんで好きかもしれない、なんて言っちゃったんだろう。好きでもなんでもないのに。きっと、嫌いなのに。
「そりゃ、好きなやつに良いこと言われたら調子乗るだろ」
後ろでそういう声が聞こえて振り向けば黒尾さんだった。隣の研磨くんは相変わらずゲームに没頭している。
「まあとにかく、俺の好きな女やから勝手に手え出すなって話やな」
「自分勝手すぎ」
「守ってあげよう思っててん。」
「イケメンの振りすんなや」
治が口を尖らした。
「もう早く席に戻ってよ」
頭を抱えて私は机に突っ伏した。
「ふっふ、相変わらず耳赤いやんな」
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萌々子(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花さん» ありがとうございます！！！！ (2018年3月22日 21時) (
レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花(プロフ) - 萌々子さん» えへへ( ´ ▽ ` )はい！めちゃめちゃ嬉しいです！！凄く感動しました！ (2018年3月22日 17時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花さん» そんなふうに言っていただけて光栄です！より戻せて良かったですよね！( ´ω` ) (2018年3月16日 22時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花(プロフ) - めちゃめちゃいい作品です！！！ガチめにめちゃ好き……より戻ってよかった！！！ (2018年3月16日 18時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - 言ノ葉さん» ほ、本当ですね！教えていただきありがとうございます！ (2018年2月7日 7時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穀海* | 作成日時：2018年1月23日 7時
