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「高校生だよ、教えて」
いつもと違う、ブレザーを羽織って私はそう言った。明るい日差しが私を照らす。眩しくて目を細めた。入学証書が手にあって私は貴大を見つめる。
「まだ早いっていうの？」
私はそう言って目を離さないようにしっかりと合わせた。
「本当にいいのか」
「うん。」
私は頷く。
「泣くなよ」
「わかってる」
今すぐにでも泣きそうなのに貴大はそう言って隠しててごめんな、と口にして腰を下ろした。私も椅子に座ると貴大は一呼吸おいた。
その一呼吸はとても長く感じて、うるさい鼓動が耳を劈く。
「お前の両親は事故死じゃねえよ」
そう言って目をそらした貴大。
「なんで分かるの？」
「遺書があった。俺の家族にだけ渡された。」
胸が苦しくてたまらない。
「それ私のせいなの？」
目頭が熱くなる。
「違う。それは、違う」
やっぱりまだ早すぎたのかもしれない。
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萌々子(プロフ) - お眠のねむさん» 書かせて頂きました！！ご愛読ありがとうございました！ (2018年8月26日 22時) (
レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
お眠のねむ - いつか義妹チャンとマッキーが仲良くシュークリーム食べる画がみたいとおもった (2018年8月21日 15時) (レス) id: e0f075e31d (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - あすかさん» ありがとうございます！ (2018年5月4日 21時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - おもしすぎー！！ (2018年5月4日 21時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - 雛ヒヨコさん» 本当ですか？！とても嬉しいです(*^^*)ありがとうございます！これからもキュンとしてくれれば嬉しいです( ´ω` ) (2018年2月21日 20時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穀海* | 作成日時：2017年11月29日 19時
