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インターホンが鳴り響く。
私は走って玄関にいき、勢いよくドアを開けた。
「大丈夫か、」
「貴大が、倒れて」
「もう大丈夫だから。上がらせてもらうぞ」
私の頭を優しく撫でて、小さく頷く私に微笑む。彼は岩泉一と言った。岩泉さんは貴大をおぶると部屋を案内してくれ、と私に頼んだ。貴大の部屋を案内してドアを開ける。
貴大をベッドに寝かせる岩泉さん。
「今日学校だろ、行かなくていいのか」
「今日学校だろ」
「行かない」
「……なんでだ」
「行きたくないから」
「……ったく、学校に連絡しろよ。あと」
岩泉さんは一つ一つやることを説明してくれた。お粥の作り方まで教えてくれた。岩泉さんは最後『頑張れよ』と一言残して家を出た。岩泉さんにお礼を言った。もう登校時刻をすぎるとこだった。岩泉さんは間に合ったのかわからない。
自分は人に迷惑をかけるのが得意なのかと思った。
また悲しくなった。
苦しそうに眠る貴大を隣に私は俯いて泣いてた。馬鹿みたいだと思った。悲しくて仕方がなかった。消えてしまいたかった。生きたくない、生きたくないって心の中で唱えてた。
貴大の熱を測ると39℃ほど。
貴大のおでこを撫でる。
「ごめんなさい、私のせいで」
小さく呟いた。
ごめんなさい。
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萌々子(プロフ) - お眠のねむさん» 書かせて頂きました！！ご愛読ありがとうございました！ (2018年8月26日 22時) (
レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
お眠のねむ - いつか義妹チャンとマッキーが仲良くシュークリーム食べる画がみたいとおもった (2018年8月21日 15時) (レス) id: e0f075e31d (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - あすかさん» ありがとうございます！ (2018年5月4日 21時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - おもしすぎー！！ (2018年5月4日 21時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - 雛ヒヨコさん» 本当ですか？！とても嬉しいです(*^^*)ありがとうございます！これからもキュンとしてくれれば嬉しいです( ´ω` ) (2018年2月21日 20時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穀海* | 作成日時：2017年11月29日 19時
