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「何言って」
「だって本当じゃん？Aちゃんの事幼い時から貴大は愛してたのに今更見捨てられて、勘違いするような行為、主に抱きついたりした癖に秋紀君に乗り換えて。でも未だに彼は思ってるのね、Aちゃんが好きって」
「嘘はよして」
「幼馴染みだと思ってる？彼はもう貴方のこと幼馴染みとして見ていない。１人の女性として見てるの」
「可哀想に。あ、貴大から返信」
有辺はそのメールを読み始めた。
「『知ってる。』だってねぇ。あらら。」
そしてまた彼女の携帯がなる。
その携帯をちらりと横目で見てしまった。その時に私は見てしまったのだ。頬が熱くなって胸の鼓動が高鳴る。前に腰を下ろしている彼女の舌打ちの音。
『でも、俺好きだし。』
きっと貴大の言う好きは恋愛的な意味ではない。きっとじゃなくて確定してる。と思った。有辺はため息をつく。
「まぁ、いいけど。だって将来は私のお婿さん。Aちゃん何かに負けない。幼馴染みでしょ？ただの。秋紀くんと仲良くしてなよね」
「仲良くする」
言ってる意味が分からなかったもんだから、適当に彼女に返事を返したら
彼女は怒ったように『そういう意味じゃない』と地団駄を踏んでいた。私は首を傾げる。
「嫌になっちゃうなーもう。」
この子と、仲良くなれる気がしてきた。
「何で」
「聞いてよ」
他愛もない話は久々で少し嬉しくなったのかもしれない。彼女の話をいっぱい聞いた。楽しかった。私の知らない貴大のことをいっぱいしった。
花巻side
「マッキー、集中だよー」
及川がダブルピースをしてきた。休憩ん時にまさかのメール。蘭花からだった。久々の彼女からのメールは新鮮さを感じた。だが内容はいいものでは無い。まさかの『嫌い』というメール。
しかもAが。
「ああああもう！！くそ！」
「うるさいぞ花。どうした」
「ほっといてくれ！」
俺は嫌気がさして今日は早退することにした。何もかもが嫌になるってこういうことだ。Aが言ってた。『嫌になったら何もしないのがいい、何かしたら失敗してイラつくだけ、落ち着くの』って。
「はぁ」
メールをもう1度見る。
「…」
嫌いね、そうかよ。
じゃあ俺も嫌いになんなきゃな。いい加減、Aから離れなきゃな。Aはきっと迷惑してんだろうな。
俺みたいなやつと幼馴染みで。
信じてもらえないと思って。
「俺何しちゃったんだろ」
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萌々子(プロフ) - 玉ねぎになりたいさん» 確かに自分で作ってても蘭花ちゃんは性格に難ありですよね…。面白くできたらいいなと思っています！ありがとうございます！楽しみにしてて下さい！頑張ります！ (2017年8月29日 15時) (
レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎになりたい(プロフ) - 蘭花さん性格悪すぎません？読んでて夢主ちゃん相当きてるだろうなと思いました。 ここからが面白くなるところですね、楽しみにしてます!!頑張って下さい！ (2017年8月28日 22時) (携帯から) (レス) id: 9bc625a847 (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - 絵里さん» 感謝感激ですよ！楽しみにしててください！頑張ります！ (2017年8月7日 23時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - 萌々子さん» 本当ですか？よかったです(o^^o)そんな、感謝だなんて！私が好きでやったことなのでお気になさらず。これからもこの作品楽しみにしてます！頑張って！！ (2017年8月7日 23時) (レス) id: 70bd25ffca (このIDを非表示/違反報告)
萌々子(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます！！ボブでも構いませんよ！ましてや嬉しいです！本当にありがとうございます！感謝してもしきれません(●´ω｀●) (2017年8月7日 21時) (レス) id: 7e27c0b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穀海* | 作成日時：2017年7月31日 16時
