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22:知ってた ページ23

「私も好きだし」


「いや、その、俺の好きとAの好きは違うぞ?友達とかそういうんじゃなくて、Aのことが恋愛対象として」


「わかってる」


木兎の顔が真っ赤で、耳も赤くなっていた。


「私も木兎のこと好きだって言ってるだろ」


「知ってた!」


そのまま私を抱きしめる木兎。知ってたならいちいち言い訳すんなし。でも、



そんなとこも好き。


大好き。


「うわ!な、泣くな!」


自然と涙が出てきて。


木兎の温もりを抱きしめ返した。









その頃



木葉「やっとくっついたか、」


赤葦「長い道のりでしたね」


夜久「Aも成長したなっ……」


黒尾「やっくん泣かないで?!」







end

あとがき→←21:甘え



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作者名:穀海* | 作成日時:2017年5月25日 7時

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