俺は姉が嫌いだ【赤葦京治】【川西太一】

番外編 クリスマス＊ ページ49

「さぶっ…………」

私は東京大学に合格した。

賢二郎も試験会場に一緒に来てくれたしラッキーだった。

そして今、私は宮城に研修に来ていた。

そう。

白鳥沢学園の教師をやるために！

で、そのついでに賢二郎に会いたくて

白鳥沢学園の正門で待ち合わせしている。

なかなか来ない賢二郎に少々イラつき気味。

クリスマスだと言うのに！

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

携帯がなった。

メールだ。

賢二郎……。

【今から行く。遅くなるごめん。それと俺の家きて。】

と何とも賢二郎らしいメールだった。

私はマフラーを少し上げて返信をした。

【わかった。】

とだけ。




１０分後

賢二郎は来た。

遅い！！！

すると

「ごめ。あ、最初レストランで」

「お金全然ないよ！！！！」

「平気俺もう予約で払ってる。」

そう言って私の手をギュッと繋いで

引っ張って行った。

やばいかっこいい。

頬が熱くなった


レストランは何と高級なところ。

超高そう。

それに……

「何故に客がいない」

と言うと賢二郎は

「二人きりがいいから」

と言った。

何故か店の人もそわそわしてる。

あ、そう言えば太一彼女出来たのかな。

京治くんはもう彼女いるし……

どうしよ！一生独身になっちゃったら！

なんて考えてると

店の人が来て美味しそうな料理が来る。

「賢二郎！これすごいね！」

「でしょ。」

賢二郎なんか冷たい。




少し経つと



パチ


電気が消えた。

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