俺は姉が嫌いだ【赤葦京治】【川西太一】

嫌い １３ ページ13

私は渋々電話に出ると

覚ちゃんがでた。

「ゲッ覚ちゃん…」

私は携帯を覗く部員に答えスピーカーにする。

「ゲッって何？ゲッって！」

覚ちゃん相変わらず元気だなぁ

「お前の彼氏？！」

だから違うって！

光くんは一体なんなんだ！私に彼氏いない歴＝年齢をバカにしたいのか！

クソぅ

すると

「賢二郎くんに代わるネー」

と言う覚ちゃん。

いや、最初からそうしろよ。

「A久しぶり。」

私はタメ口でいいと言っているため、

賢二郎はタメ口だ。

ていうか工ちゃんどうしたの？

「久しいーねー」

と、棒読みで返す。

すると雪絵は言った。

「好きな人？」

私とその他部員は吹き出した。

だからやめれそういうこと言うの！

そうだよ！好きな人だよ！

「A、川西がさっきね俺の姉ちゃん取られたって言ってた。｣

「嘘ん！」

「「「「嘘ん！」」」」

真似するなやゴラァ。

ていうか私の弟ってツンデレじゃね？

可愛いなぁ。

ていうか京治くんには悪いけど、

太一が一番大事だからね。

ていうかなんのために電話してきたんだよ。

すると

「なぁ、Aの弟くんと話させてくれよ君！」

秋紀が、そう言うと賢二郎は

ため息をついて『誰ですかあなた』と言った。

しかもめっちゃぶっきらぼうに。

「俺はAの彼氏！」

「「「「はぁ？！」」」」

こいつは何を言っている。

嫌い １４ 白布side→←嫌い １２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す