後悔 22 ページ22
「お前さ、顔真っ赤!」
「は?!黙れよ!!」
お前のせいだ。
お前のせいで、顔が熱いんだよ。
お前のせいで、胸が苦しいんだ。
「何々??俺とふたりきりなのが嬉しいの??」
うざっ。
こいつうざい。
このいじり魔。
クソ野郎。なんなんだよ、
嬉しんだよ阿呆が。
お前と二人きりが何故か嬉しいんだ。
察しろよ。
私は白布が好きだ。
もう確信。
私の片思いがまた、始まる。
少し、白布に期待していた。
もしかしたら私のこと好きかも?!って
自意識過剰だったのである。
何と、白布に
彼女が出来てしまったのだ。
「嘘……」
何と、彼女の名前は倖田珠理音
昔の遊び仲間。
彼女は可愛くなっていた。
茶色がかった髪は、前髪をパッツンにしてショートボブ。ふわふわした毛並み
昔は真っ黒かった目も、緑になって。
少し化粧で飾られた唇はぷるっぷる。
なので絶賛、慰められ中です。
「まぁ、しょうがないヨネ!頑張りなヨ!」
天童さんの慰め方がすごくウザイ。
「気づくのが遅いんだよなぁーお前。」
呆れ顔で頭を撫でる隼人先輩。
「A!次だよ!次!」
泣きながら応援してくれる可愛い可愛い親友。
「はぁ……」
何故かため息をつく川西。
それと同時に
「「「「はぁ……」」」」
全員ため息。
慰めてくれてんじゃないの?!
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無気力に自信が有る人 - 後悔5で神がボサボサになってる……………! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:穀海* | 作成日時:2016年11月23日 21時