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後悔 21 ページ21

口角が上がっていて、

目をパチリと開ける白布。

泣いてる私を見て笑った。

ふざけんな。心配してんだ。

「お前が泣いてるのって久々だな。」

「黙れ、心配してんだ。」

白布は馬鹿にしたように笑った。

ムカつく、けど何故か安心した。

さっき白布が寝ている時に川西が来て言った。

『お前は白布が好きだよ。』

って。

意味不明だった。

だってこんなやつ好きになるなんてありえないし。

だから違う違うって言ったのに、

『じゃあ何でここに居んの?心配なんだよね?滅多に泣かないお前が泣いてるのだってそう。しかも藍田先輩と白布が話している時に凄い形相で見てたのだって知ってる。好きなんでしょ?』

問い詰められたのが記憶に新しい。

でもよく考えてると、少女漫画に載っているような、

変な気持ちとか、ずっと隣にいてくれるって信じちゃう気持ちとか、

拒否反応じゃないのかもしれない。

本当は

好きだったりして、

顔が火照ってきた。

「あぁもう!」

「何だよっい゛っ」

「ちょっ!なんですぐ起き上がるの?!馬鹿なの?」

「うるせぇよ」

軽くチョップを食らう私。

こんなことも安心しちゃうって思うのは、

好きって……

「白布うざっ」

「何でだよ。」

「なんかムカつく」

「あっそ。」

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無気力に自信が有る人 - 後悔5で神がボサボサになってる……………! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:穀海* | 作成日時:2016年11月23日 21時

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