第2章 1. ページ2
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沢山の思い出が詰まってたあのトーク履歴
時間さえ開けば電話していたあの頃
全部消した
忘れなきゃ
そう思って。
覚悟はしてたはずだった
でも何故なんだろう
全てを消した今
目の前が歪んでいく
ああ 涙が止まらないんだ
胸がきゅうっと締め付けられるような
そんな感覚に襲われる
ありがとう なんて大人ぶって言ったけど
心の底ではそんな事これっぽっちも思ってなかった。
寂しいんだ 会いたいんだ
貴方じゃなきゃ
だめなんだ、
そんな想いを心に閉じ込めるように
私は仕事を頑張った
時間が経てば忘れられる、そう信じて
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M side
消えた
あの子は消えた
空っぽになった
俺の中が 空っぽになった。
納得ができなかった
だからといって周りの奴らに相談する気にもならなくて
ただ1人、溜息を吐く
それでも動画は毎日撮る
カイワレハンマーは1年休止、だからライブはほぼ無い。
忙しいのには変わりなかった
だからなのだろう
俺はいつの日か
空っぽになった心は埋め尽くされていた。
あの子のことも
吹っ切れているような気がした。
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時は残酷で
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あられ - すごいいいさくひんです (2018年1月29日 16時) (レス) id: 6cdf36c7ad (このIDを非表示/違反報告)
ヱ ノレ 、(プロフ) - 破桜さん» わあ;;嬉しいです。書いてる自分も苦しいなあってなる時あるんですよね(笑)ありがとうございます、頑張ります。 (2017年12月28日 2時) (レス) id: c792586ac6 (このIDを非表示/違反報告)
破桜 - 見てるこっちまでが胸が苦しくなって、キュンキュンしちゃいます。更新楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年12月27日 22時) (レス) id: e02bcd1b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんるぅ | 作成日時:2017年12月16日 0時