死なない彼女は呪詛師なようで《呪術廻戦》

❽五条side ページ28

A「数が多ければ良いというわけではないんですよ」


僕達の攻撃を交わしながら喋り続ける彼女


A「数が多いと逆に動きにくい事だってある」


A「仲間で乗り切ろうとか馬鹿げてる」


A「でもね」


A「少し外野が多いと話せる事も話せません」


彼女が手を叩く
僕以外の高専関係者、悠仁達が傷を負った


A「これくらいで済んだ事を感謝してください」


A「私の力ならここにいる全ての者を殺す事だってできる」


A「今は動けない程度に傷めましたが、今後に支障はありません」


A「高専には優秀な反転術式を使う術師もいると聞いたことがありますから」


コイツ.....何を考えてる？
さっぱり僕には分からない


五条「どうして殺さないの」


A「殺して欲しいんですか」


A「殺す必要はない、少し黙ってくれれば問題ない」


五条「君はどうして人を殺すの」


A「貴方達が呪霊を狩る理由と同じです」


A「邪魔だからです」


A「邪魔な物は壊す、捨てる、同じ感覚で私は人を殺します」


五条「いつかは君を育ててくれた彼も殺すのか？」


A「そうですねぇ.....いつか迎えに行ってあげましょう」


五条「..................嘘だね」


五条「君は」


五条「もう一度、彼に会いたかったから殺すんだ」

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