死なない彼女は呪詛師なようで《呪術廻戦》

❹五条side ページ14

西園Aは世間的にも顔を公表された
これは僕たちでも予想はしていなかった


____「連続殺人犯 西園A」


死体が発見されるたびに警察も動きだし警備が厳重になったようだ


今までと比べて僕たちも自由に動けなくなるだろう、だがそれは彼女も同じだ


彼女はむやみやたらに人を殺せない
実際、最近は彼女による犯行が少なくなっていた


伊地知「五条さん」


五条「任務は行かない！」


伊地知「いえ、任務の話ではありません、西園Aについてです」



五条「何か分かったの」


伊地知「彼女と1番関わりが深い人物を特定しました。彼です」


出された写真は男性でもう歳も取っている
学長より年上くらいか？


五条「親戚？」


伊地知「関係はイマイチまだ掴めていませんが両親が亡くなった彼女を引き取り育てたのは彼のようです」


五条「彼の居場所は」


伊地知「現在、別の補助監督と七海さんが向かっています」


七海がいるなら仕事はしっかりするし安心だろう
五条「なら任せて大丈夫だね」


彼女を育てた.....どう育てたらあんな狂気的な奴が育つんだ...
長めの反抗期のやばい奴みたいな


伊地知「最近、彼女の犯行があまり目立たないですね」


五条「警察まで動いたからねぇ、まぁ警察じゃどうにもできないだろうけど」


多分、彼女はこのスリルを楽しんでいる
いつ自分が捕まるのか、殺されるのか、


五条「その分、動きが目立たなくなったから僕らは彼女を見つけにくい」


伊地知「そうですね......」



その瞬間、部屋のテレビに速報が入る



「___速報です。連続殺人犯の西園A容疑者が警察に逮捕されました」


五条「_____は？」

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