五条夫婦のほのぼの日記《呪術廻戦》

❹怒る《夢主side》 ページ5

モブ1「なぁあれってさ最強って言われてる京(かなぐり)Aさんじゃね？」


モブ2「うわ本物はは初めて見た」


モブ1「五条さんと結婚してるって噂があるらしいぜ」
聞こえてますよ〜
どうやら呪術師になったばかりの人たちっぽいな....

花壇の手入れをしている私はちょうど死角で見えないんだろう

モブ2「は？マジかよ、でも綺麗だけどさちょっとお高く止まってる感じが嫌かなぁ」


モブ1「俺も分かるわ〜、なんか最強とか言われてちょっと調子乗ってる感じがあるよな」


聞こえてますよ〜(2回目)
別にこんな事では怒りはしない


言われ慣れてるし
私は自分の家の評価もあまりよろしくない人間だから他人に言われるのなんて当たり前だ


モブ2「女のくせにしゃしゃるなっての」


女のくせに......か.....
やっぱりこの世界はまだまだ緩くはないなぁ


五条「ねぇ」


モブ「「ひぃいいい！！」」
その時、聞き慣れた声が聞こえてきて私は顔を上げる
2人の術師の後ろから見下ろして声をかけている悟


五条「今、Aの話してたよね」


モブ1「あっいや...それは」


五条「何も知らないくせにAのこと勝手に悪く言うのやめてくれない？ムカつくんだけど」


五条「僕の女のこと悪く言う奴は相手が誰でも許さないよ」


モブ2「すっ...すみません....」


五条「発言には気をつけろよ」
悟はそれだけ言って歩き出す


モブ((こえええぇえ....ていうか結婚してるにホントだったんだ))

私のために怒ってくれるのが嬉しくて思わず下を向いて泣きそうになる
しばらく余韻に浸っていたその時

五条「なーにしてんの？」
花壇の前に座っている私の後ろから声をかける悟

A「うわっ！ビックリしたぁ...」


五条「そんなに？」


A「悟......」


五条「ん？」


A「ありがとう、」

悟は一瞬驚いた顔をしたけど笑って


五条「.....あたり前の事だよ」
そう言って私の頭をくしゃっと撫でた

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