��(名前)side ページ17
A「いやぁ焦ったわ〜」
五条「それはこっちのセリフな」
元気になったと悟に連絡をしておく。
悟は若干、呆れ気味に返事をした。
A「勉強も家のことも当分は休んでええらしいからなぁ...ちょっとラッキーやなぁ....」
なんて呟く私にため息を吐く悟
五条「体調悪いなら俺に電話する前に休めよ」
A「あの時は大丈夫やったんやん。立ち上がった時にそのまま目の前が真っ白になってやな.....」
別に嘘をついているわけじゃない。確かに朝から体が重いとは思っていたけど、酷くはなかったし。
悟に電話をしている最中は本当に大丈夫だった。
A「ごめんな。今度から気をつけるわ」
A「でも、もう元気やで！痛いところもないしな」
一般的な教養勉強に呪術関係の勉強。術式強化。
神社を継ぐための家での手伝い。仕事。
疲れないわけがない。早朝からずっと動きっぱなし。
五条「医者はなんだって？」
A「悪いところはないって。ホンマに疲労が溜まっとっただけらしいわ。寝たら治るやつやな」
お医者さんと2人で話した時、「身体的にも精神的にも疲れている事はないか？」と聞かれた
身体的には疲れている。それはわかる。
精神的に疲れている事。自分でもあまり思う当たらない。
別に今の暮らしに不満があるわけでもないし。
この話は誰にもしないでおこうと思った。お医者さんにも「何もないです」と答えておいた。
A(強いていうなら外に出られへん事やろか....？でも別にそれはストレスとかちゃうしな)
五条「まぁ何もないなら良かったわ」
A「うん、心配かけてごめんな」
静かに呟く悟に私も謝る。
電話を切って静かになった広すぎる部屋の中に蝶が舞っているのが目に入る
手を伸ばしてしばらくじっとすれば静かに私の人差し指で止まる蝶
A「こんな部屋より、外の方が楽しいで」
まだ少し重たい体で立ち上がって閉まり切った戸を開けて外へ出してあげる。
A「ええなぁ」
自分でどこまでも行けて
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いちごパフェ(プロフ) - 君死勿さん» 君死勿さん！そう言っていただけて嬉しいですありがとうございます😭読んで頂きありがとうございました☺️ (8月29日 21時) (
レス) id: 294d751c54 (このIDを非表示/違反報告)
いちごパフェ(プロフ) - ふゆねこさん» ふゆねこさん...！ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (8月29日 21時) (レス) id: 294d751c54 (このIDを非表示/違反報告)
君死勿 - 京都弁も物語の書き方も何もかもが完璧で素敵でした…、号泣してしまいそうです・・・。 (8月29日 14時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - 泣いた！すきですぅ、泣泣 (8月29日 14時) (レス) @page45 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごパフェ(プロフ) - 翠晶さん» 翠晶さん！こちらこそ最後まで読んで頂きありがとうございます..！！ (8月28日 20時) (レス) id: 294d751c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごパフェ
| 作成日時：2023年8月19日 21時
