行ってらっしゃいとかいう挨拶《呪術廻戦》

7.五条side ページ7

五条「あっ、榊原さんだ」


車の中を掃除して準備をしている榊原さんを見つけて声をかける。

A「あぁ！五条くん...お昼休みですか？」
榊原さんは車から俺に気付いて、掃除していた手を止めて俺の方を見てくれる。


だいぶ仲が良くなった方だと思う。
この前は硝子とも会って、意気投合して喋り込んでたし。


五条「うん、榊原さんこれから送迎？」


A「はい！少し時間があるので掃除しておこうかなって」

そう言いながら車をチラッと見てからニコッと笑う。
五条「榊原さんさ」


五条「最近寝てんの」
目の下にできてるクマに気付いて質問をする。

A「あー....最近送迎が続いてまして.....でも安心してください！事故は起こしませんよ！」

そう言ってドヤ顔をする榊原さん。

A「あっ、そろそろ行かないと....五条くんも授業頑張ってくださいね」

そう言って行こうとする榊原さんにもう一度声をかける。

五条「行ってらっしゃい」


A「はい！行って来ます！」


_____「行ってらっしゃいとかないの？」


別にAと重ねてるわけとかじゃないけど。
大事なことはちゃんと言葉にして伝えようと思う。

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