行ってらっしゃいとかいう挨拶《呪術廻戦》

2.(名前)side ページ32

五条「僕と....僕と一緒にいよう、守るから....」


A「ダメだよ、それは役目じゃない」


五条「役目役目って...何でそんな受け入れられるんだよ」


五条「Aが死んだら意味ないじゃん.....」
少し声が震えていた。


A「大丈夫、私は死なない。どこかでまた新しい人生が始まる」

最初は私だって、どうして私がこんな重要な役目を任されてるんだろうと思ったし、これは私にかかった一種の呪いなんだと思った。


でも、


「死んでほしくない」って私のために泣いてくれる貴方が、この世界で笑って生き続けられるなら、私はこの世界のために死んでも良いと思う。


A「だから、残りの少ない時間」


A「悟の時間を、私に少しちょうだい」


悟はそう言うと、「いくらでも付き合ってあげる」と言ってくれた。

A「じゃあ立ち話もなんだし座ろうよ」


一緒に近くのベンチに腰掛けて月を見ながら話をする。
この時間が、もっと長く続けば良いのにと思った。

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