呪術師だって休みたい《呪術廻戦》

❸花火(夢主side) ページ3

五条「って事で、花火を持ってきた」


A「流れが掴めん」


乙骨「花火とか幼稚園以来かも...」


五条「いいから良いから、ほら持って持って」


なぜか急に手持ち花火を大量に買ってきた五条先生に促されるまま、夜のグラウンドに集合した


五条「A、おいで」


五条「火、分けてあげる」


A「あっ、ありがとうございます」


上手く花火に火が付かなくて苦戦している私に声をかけてくれた


A「おぉ！キレイですねっ！」


五条「夏だね〜」


花火なんていつぶりだろうか
幼少期の時にやって以来、全くと言っていいほどしていないし、見てもいなかった


真希「おい逃げるな」


パンダ「やめろ！俺を焼こうとするなっ！」


狗巻「ツナマヨ〜」


乙骨「線香花火って意外と続くもんなんだね〜」


みんな楽しそう
夜は任務に行くことが多いし、忙しければすぐに疲れて寝てしまうからこんなふうに”普通“に遊ぶのは久しぶりだ


五条「Aはみんなが楽しんでるのを見てる時、誰よりも楽しそうな顔をするね」


A「...？？そうですか？」


五条「そうだよ」


少し笑いながら話をする五条先生は嘘をついているようには見えなかった


夜蛾「悟」


五条「ひぃ！」


夜蛾「聞いてないぞ、花火だなんて」


五条「はははっ...学長の一本どうぞ」



A(言ってなかったんかい.....)

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