高専卒業後に姿消した同級生が上層部になってたんだけど《呪術廻戦》

❺夢主side ページ25

逃げなきゃ、逃げる？どこに？
でも、逃げなきゃ________“死ぬ”


後ろを振り返った時、扉が開いた
石谷「抵抗はしないでくださいね」


A「石谷さんっ....」


『連れて行け』


私は腕を縛られてそのまま着いていくしかなくなった
長い廊下を連れていかれる


A「裏切ったんですか？」


石谷「裏切るも何も、私はこの時のために貴方の部下をやっていたんですよ」


石谷「貴方は五条悟の弱点ですからね」


石谷「貴方をこちら側に引き入れて優位に立とうとしましたが、まぁ成功ですかね？」


石谷「思ったより貴方も簡単に入ってくれて安心しましたよ〜」


石谷「同期が凄いと大変ですねぇ〜」


石谷「なので私の任務は完了です、私の手のひらで踊ってくれてありがとうございました」


そう言って笑う石谷さん
あぁそうか、結局私は、誰かに必要とされたんじゃなくて


五条悟と同期だからと言う理由で必要とされたのか
最後まで変わらないな私は


石谷「抵抗しないんですか？」


A「...............もう良いや」


誰にも必要とされない人生は辛い

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