高専卒業後に姿消した同級生が上層部になってたんだけど《呪術廻戦》

❸五条side ページ3

A「本日、点検に参りました。神谷です」


五条「あっ、えっ、えぇ？」


夜蛾学長をチラッと見ると動揺をしていない感じ知っていたのだろう


硝子も七海も言葉を失っているっていう感じだった
卒業後に姿を消して連絡も一切なかった同級生が、先輩が上層部となって帰ってきた


A「高専内を周りますがお気になさらず普段通りにお過ごしください」


夜蛾「よろしく頼む」


僕らと目を合わせない

職員室を出て行く彼女を一歩遅れて引き止めた


五条「待って」


A「..............」


五条「こっち見てよ」


A「仕事があります」


五条「Aだよね？」


A「そうですが」


五条「説明して」


A「何を」


五条「どうして君が上層部になってるの」


A「それを説明して」


A「何かが解決するの？」

僕の掴んでいた腕を振り払い僕の方に向き直す
でも僕の目を見ない


五条「君は______」


家入「五条、やめな」


硝子に声をかけられて言葉が詰まる
Aはクルッと向きを変えて廊下を歩いて行く


その背中に声をかけた


五条「Aは....変わったね」


A「..........悟もね」

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