高専卒業後に姿消した同級生が上層部になってたんだけど《呪術廻戦》

❼五条side ページ17

歌姫「全部東京校(あかいろ)！？」


五条「GTGの優秀な生徒たちが全て祓った...と言いたいところだけど」


夜蛾「未登録の呪力でも札は赤色に染まる」


冥冥「天元様の結界が機能してないってこと？」


楽巌寺「神谷」


A「はい」


楽巌寺「貴様は上にこれを連絡しろ」


楽巌寺「その後に保護した生徒の処置を行え」


A「了解です」


五条「おじいちゃんもう歳なんだからさ、A連れて行った方がいいんじゃないの？」


楽巌寺「奴は呪力は人並みだ。役に立たん」


五条「強がっちゃって」


楽巌寺「餓鬼(がき)が」


夜蛾学長は天元様の結界の確認へ
冥さんは区画内の生徒の安全を確認
僕と歌姫、楽巌寺学長で生徒の保護へと向かう
Aは保護された生徒の処置を任されている


僕らは言い争いながら自分の持ち場へと足を運ぶ


歌姫「五条！帳(とばり)が降りる前にアンタだけでも先行け！！」


五条「いや無理」


歌姫「は！？」

正直間に合わないし、それにあの帳はもう完成している
まぁ完成したところで


五条「壊せば良いだけだし」


僕は帳に手を伸ばすがバチッと音を立てて弾かれる
僕は不思議で自分の手を見つめる

歌姫「ちょっと.....何でアンタが入れなくて私が入れるのよ...」


歌姫の方を見ると普通に帳に入れていた
五条「ははっ、なるほど」


五条「この帳、僕が入れない代わりにそれ以外の全ての侵入を許してる」


五条「先に行っててよ、どうにかするからさ」


そう言うと歌姫達は帳の中に入っていく
さぁて....これからどうするかなぁ...

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