おまけすんちょる3

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SC SIDE









｢ 俺、スンチョル凄いと思うよ｣






ドカンと俺のベットに寝っ転がるテヒョン
勝手にアルバム読み始めるし、何なんだ本当






｢ 急に気持ち悪いんだけど｣


｢ 酷いな〜あ、これAだ｣


｢ お前勝手に見るなよ｣


｢ 可愛いねふふ｣


｢ 変な目でAを見るな｣





若干ブーメラン発言っぽくなったけど
俺もAの写ってる所に付箋貼ってるし


テヒョンが読んでる方のアルバムじゃなくてよかった






｢ 親父さんに何か言われたんだろ？｣


｢ え？｣


｢ それで一年もAと会わないようにして｣


｢ 別にそんなんじゃ｣






次は目をつむったまま話すテヒョンに

初めの方とキャラが違うぞと言いたくなる。






｢ 俺にはわかっちゃうんだよね。
Aを巻き込まないために離れた、違う？｣


｢ …何なのお前｣


｢ やっぱそうだったんだ｣





テヒョンの家もなかなか緩い所で有名だったから
俺の気持ちなんかわかるはずないのに









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｢ 1回でも反抗したの？｣


｢ そんなこと出来ない｣


｢ 俺が言うのもあれだけどスンチョルは我慢しすぎ｣


｢ テヒョンは我慢さなさすぎ｣






我慢したくてしてるんじゃない

寧ろ我慢しなくていい生活をしてみたい






｢ 巻き込まないために自分の気持ち殺して
嫌でも突き放すしかなくて、ただ相手の幸せ願うって？｣


｢ そのくらいしか俺に出来ることない｣


｢ スンチョル自身の気持ちはどうなんの？｣






俺の気持ちなんか誰も知ろうとしてくれないさ。

気づかれないように隠して、時間をかけて消して
Aが笑っていられるなら何でもいい








｢ 俺はどうなっても何ともない。
ただAが笑ってくれるならそれでいいよ｣







俺のせいで泣かせたくない
もう前のように会うことは出来ないとしても






俺たちまた会う時

泣いた姿は見たくない









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