おまけすんちょる3

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あれからの事は何一つ覚えてなくて

どうやって帰ってきたのかもわからない







｢ わ、どうしたのそのドレス｣


｢ … ｣


｢ 聞いてる？｣






モヤモヤしたまま迎えてしまった月曜日

こんな状態でテヒョンをお祝いするなんて失礼だから
やっぱり行けないと言おうと思ってたのに







｢ A〜｣


｢ ん？あ、なに？｣


｢ 大丈夫？上の空だけど｣


｢ 大丈夫大丈夫｣





ジスから迎えに行くと連絡が来たから

ぼーっとしたまま身支度をしていたみたい。







｢ で、それどうしたの？ドレス｣


｢ テヒョンに貰ったの。びっくりだよね｣


｢ 上から下まで全部？｣


｢ うん。これ着てほしいって｣






私にはお上品すぎるブルーのドレス

お嬢様達から変な目で見られたくないから
今日はなるべく一人で行動しよう。






｢ 今日、A嫌でも目立つね｣


｢ なんでよ｣


｢ そのドレスに聞きな｣


｢ 答えてくれるわけないでしょ｣





派手なドレスを着てるわけでもないのに
嫌でも目立つって意味がわからない。









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｢ ひろ…｣


｢ Aの家何個分だろうね｣


｢ 髪の毛ぐちゃぐちゃにしてやろうか｣


｢ わ〜そりゃ怖い｣






人もそこそこ集まっていて

スンチョルも来てるのかなと辺りを見渡す








｢ スンチョルまだ来てないよ｣


｢ びっくりした…｣


｢ よかった。ちゃんと来てくれた｣







見慣れないテヒョンのスーツ姿

イケメンは何でもかっこよく着こなせるらしい。



その派手な髪の毛も君だから似合ってるんだよ









｢ ドレス似合ってるよ｣


｢ ありがとう｣


｢ 最後までいてね！また来る〜｣






お偉いさんっぽい人達の所へ行ってしまった
こうして見ると、テヒョンも位の高い人だなって感じる



ああ、おめでとう言うの忘れてた。









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