おまけすんちょる3

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JS SIDE








これはまだAとスンチョルが平和だった時









｢ 何の用？｣


｢ 聞きたいことがある｣






急に中学からの卒業アルバムを見たくなって
一人思い出に浸っていたというのに


チェスンチョルは遠慮なくずかずか部屋に入って来る






｢ Aのこと？｣


｢ うん｣


｢ 俺今、思い出に浸ってる途中なんだけど｣


｢ 呑気な…ってアルバム？｣





おおやっぱり食いついてきた






｢ そう。持ってないの？アルバム｣


｢ 持ってるけどなくした｣


｢ このA可愛いね、ふふ｣


｢ お前っ！まさか｣






スンチョルとAのニヤける絡みが少なくて
まあなんて言うか…危機を感じてるみたい米のやつ


息抜き程度に読んでね。






｢ まさか何？｣


｢ Aのことす、好きなの？｣


｢ 好きだよ？｣


｢ は、ははまじかよ...｣






好きじゃなきゃ何年も友達やってない


そもそも、実は変人なAと長く友達でいられる人
どこ探しても俺くらいしかいなくない？






｢ ああ、勘違いしないで。友達としてだから｣


｢ お前男女の友情は成立しないぞ｣


｢ 俺とAは成立するよ。それにスンチョラ
俺達は友情なんてそんな小さいもんじゃないからね｣






面白いくらい同様しまくってるスンチョル

この人ってこんなキャラだっけ。まあいいけど








｢ 愛情とか言うなよ｣


｢ 愛情？それもいいね｣


｢ まじでやめてくれ…｣


｢ そうだ、スンチョルに面白い話してあげる｣


｢ 期待してないからな！｣







期待してないとか言いながら乗り気だけど。









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あれは高校の時






｢ ねえ聞いて！！ ｣


｢ なに ｣


｢ 親切な人と巡り会えたの！｣






やたらニコニコしていたA







｢ 優男が奢ってくれたの、オレンジジュース｣


｢ 優男？｣


｢ 200円出してくれた。優男じゃない？｣


｢ え、あ、誰？｣






Aには友達、俺しかいないはず...

まあ200円くらい誰でも出してくれるだろうけど
周りからよく思われてなかったAは別の話。






｢ 名前聞くの忘れてた｣


｢ どんな顔してた？｣


｢ んーっと、微妙にゴリってる？けどイケメン？｣


｢ ...ゴリってるイケメン｣









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