ウォヌくん私を見てください

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案の定、昨日の授業は緊張しすぎて全く集中できなかった

ウォヌくんのためならいいかな






｢ あーもう今日お昼いいや ｣




珍しくお腹すいてないし
珍しくお弁当忘れたし




｢ Aちゃん！｣


｢ あ、なに ｣


｢ あの有名な先輩が呼んでるけど、、彼氏？｣


｢ なわけないです。｣



明らかにハニくんと女子に囲まれてるのはスンチョリオッパ

それよりあの有名なってなんだろう


口が悪いで有名な先輩？
性格剛田で有名な先輩？




｢ 席替えしたんだ ｣


｢ 最悪な席だよ、ハニくん変わる？｣


｢ いいよ ｣


｢ え、は、どこ行ってんの！？｣


｢ どこってAの席 ｣




方向的にそうだとは思うけどさ！！

本気で言ったんじゃないんだけど！




｢ 最高じゃん。今日ここで食べよ ｣


｢ 嫌だ嫌だ。いつもの所でいい ｣


｢ 弁当忘れたんだー知ってるぞー ｣


｢ え！なぜ！！！オッパ？！｣


｢ 秘密。あ、そうだ ｣


｢ なにハニくんのその笑顔怖い ｣


｢ 奢ってやるからさ、今日も送る ｣





部活行きなさいよ、サボり魔

送るもなにも家隣りでしょうが





｢ 奢ってくれるの！怖いけど優しい！｣


｢ 誰が怖いって？｣


｢ いや、優しいです。｣





ハニくん気づいてる？
後ろ、真後ろにウォヌくんいるんだよ


興味すら持ってくれてないんだろうけど、
変な誤解生みたくないよ





｢ とりあえず教室から出よ ｣


｢ いいけどなんで？｣


｢ お腹空いた。それに見て、スンチョリオッパ
そろそろ助けてあげなきゃ ｣





断れない性格だからなのかずっと女の子達に囲まれてる
満更でもなさそうだよ、




｢ ねえ ｣


｢ なに？！ ｣


｢ それ、とって｣


｢ あ！これね！はい！｣






あああああ幸せ感じた


ウォヌくんに引き止められちゃった





｢ ん？ウォヌくん？｣


｢ あ、いや。｣




そして見つめられるというおまけ付き
最高かよ




｢ 行くぞ、豚 ｣


｢ はいはい行きます！豚じゃないけど！｣






私が教室から出るまでウォヌくんからの視線を感じたのは
きっと私が都合のいい女だからそう感じただけ









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｢ ウォヌ、どうした？｣


｢ あの子彼氏いたんだーって ｣







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