ウォヌくん私を見てください

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｢ 変わってる本当に｣


｢ そう？ウォヌくんも変わってるよ｣







あれから絶叫マシーンを制覇したんじゃねってくらい
乗りまくって今やっと落ち着いた所







｢ …｣


｢…｣





ここの名物らしい特大クレープを食べている

美味しい物を食べると夢中になるよね





｢ 美味しそうに食べるね｣


｢ すっごく美味しい！｣


｢ 感想なしで無言で食べる人初めて見た｣


｢ 心の中で言ってたよ｣


｢ 口の周り付いてる｣





好きな人に口の周り付いてるって言われた

私としては嬉しいけど可愛いくないなあ、







｢ カップルみたいだね｣


｢ 誰が？｣


｢ 私と…あ、いやあの小さい子達｣


｢ 兄妹だろ、あれ｣






なぜか言えなかった

私とウォヌくんがカップルみたいだねって




昨日の事がひっかかってるから





そういえば、ハニくんが言ってたいいこと
信じてって言われたけどどうしたらいいの







｢ なに？｣


｢ へ？ううん、なんでも…あ、｣


｢ … ｣







｢ ウォヌ！｣








どうしてこんな所で会うんだろう








｢ なんでここに｣


｢ ウォヌに会えるかなーって思って！
っていうのは嘘で遊びに来てるだけ｣


｢ そう｣


｢ えっとこの子は？｣


｢ こいつは、｣


｢ まさかウォヌの彼女？そんなわけないよね
だってウォヌ私の事大好きだもんね｣






この人苦手だ。


わざとそういう事言ってるんでしょ
私のものですって目で訴えてくるの



最悪だ






｢ 冗談だって！そんな顔しないでよ｣


｢ ヒョナ、戻ったら？｣


｢ そんな邪魔者扱いしないでいいじゃん
あ、そうだ！私も一緒にいい？｣


｢ え、一緒にって…｣


｢ 無理。早く戻って｣


｢ 決まりね！友達には連絡しとくから！｣







何言っも引いてくれなさそう



私、絶対立場的に邪魔になるよね
楽しくないこんなの




今出来る事ってもう、ハニくん信じて
あの言葉を言って帰るだけじゃない？









｢ ウォヌくん、私帰ろっかな｣


｢ え、｣


｢ また明日学校で話そ！｣


｢ 帰んなくていいよ｣


｢ 邪魔したくないし！あとね、今日のこの服
ハニくんが選んでくれたやつだったの。
少しの時間だったけど楽しかった、またね｣







引き止めてくれた事、すごく嬉しかった


最近、ウォヌくんのことで涙が止まらない




このままあんな綺麗な人と一緒にいたら
自分がどんどん惨めになっていく









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