おまけすんちょる2

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丸一日どこかに出かけるわけじゃないから

あっという間に終わってしまった月曜日。








｢ A｣


｢ …なに？｣








朝から一度もジスと話していない。


私が側にいないから、そりゃもうジスの周りは
女の子達でいっぱいになってて



何なのその笑顔。ムカつく








｢ ごめん。言いすぎた｣


｢ もういいよ別に｣


｢ でも昨日言ったこと、嘘じゃない｣


｢ もう聞かないから安心して｣







昨日、スンチョルと居てよくわかった。
きっと今は何言っても教えてくれないって



何も知らない私といることが、彼にとって楽ならば

無理矢理聞いたりなんかしないよ








｢ 私なりにスンチョル守るから｣


｢ 守る？｣


｢ うん。あ、守るって言っても大袈裟に考えないで
気持ちが楽になる場所を作ってあげるだけ｣






その場所が私でいいのかわからないけど







｢ まさかチェスンチョルの事好きになった？｣


｢ す、好き？！｣


｢ そんな顔してる｣


｢ してない！！しないよ！！｣






スンチョルに恋？ないないない

友達とし色々心配してるのであって…



好きとかそんな感情あるはず、、ないよ






多分。








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｢ そう？ならいいけど｣






ならいいけどってどういう事？






｢ ないけど、好きになったら駄目な理由でも？｣


｢ よく考えてみな。あいつとは結ばれないんだよ｣







そうだった。スンチョルは卒業した後
誰かの旦那さんになってしまうんだ。







｢ でも、まだどうなるかわかんないよ｣






卒業まで1年半は残ってる


その中で何かが変われば、その話も無くなるでしょ？






｢ そうだとしても可能性は低い。
Aのためを思って言ってるんだよ｣


｢ …好きじゃないってば｣


｢ だからそれだったらいいよ。
でも、自分の気持ちに気づいちゃ駄目だよ。｣







言ってる意味が全くわからない。



それにジス、スンチョルには好きな人がいるの
絶対叶わないような人に恋なんか、私はしない。









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