おまけすんちょる2

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｢ A〜｣







なんて一人で考えていたら

最近、よく聞く声が前の方でした







｢ わ、なに｣


｢ あからさまに嫌そうな顔しないで？｣


｢ 別にしてないけど？｣


｢ してたよ、絶対してた！！｣






テヒョンも当たり前のように前に座る

この前も言った気がするけど、そこスンチョルの席







｢ まあそんな事は置いといて｣


｢ 置いとくんだ｣


｢ とあるお誘いに参ったわけですよ｣


｢ 先にお断りしておこうかな｣






お誘いって、この前映画館行ったじゃないか。

今どきの友達ってそんな頻繁に遊び行くの




てか、ジフナ特性プリンアラモード食べるな







｢ お誘いっていうか、強制参加だからね｣


｢ 何があるの｣


｢ キムテヒョンの誕生日パーティーだよ！｣


｢ え、誕生日？｣






そんなの、個別にお祝いするよ

わざわざ目立つパーティーに足は運べない
しかもこのキムテヒョンだと尚更





｢ Aにはずえっったい来てほしい｣


｢ パーティー苦手なの｣


｢ 一生のお願い！！｣






ジスと行動するパーティーは楽

目立つけど、控えめな目立ち方してるから



だけどこの人とかスンチョルやらは、楽じゃない
どこまでも目立ちに目立ちまくっていくから







｢ 個別にお祝いするよ｣


｢ それじゃ駄目なんだって｣


｢ 意味わかんない｣


｢ とにかく来てね、絶対だからね｣






個別にお祝いするって言ってるのに

こう、話を勝手に進めていかないでほしい




いつまでも貴方のペースに流されるわけにもいかない
自分のためにも、テヒョンのためにも







｢ 来ないよ、来ないからね｣


｢ 檻に入れて、お腹空かせたライオンのいる所に
Aを餌だぞーって言ってほおり投げるよ｣


｢ 脅してるの？｣


｢ そうだよ。本気だからねまじで｣






この人ならやりかねない

ライオンの肉になるくらいなら、行った方がまし
でもそれだとテヒョンの思うつぼ






｢ …わかったよ｣


｢ あ、本当？やった〜｣


｢ けど私に近づいて来ないでね｣


｢ え、なんで？｣


｢ 目立つからだよあほ｣






行きたくない









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