キミがくれたもの。2 (ページ16)

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Ren side

おんぶを恥ずかしがるAと突然ラウと阿部ちゃんに会えるとわかって大慌てのりりだけど、まあいっか。ってドアを開けた。

「ただいまー」

康二「めめおかえりー…あー！Aちゃんやん！」

翔太「えっ！！！！！待って俺…服っ！」

照「ごめんねなんかバタバタで。」

急なAの登場に固まる康二に、上裸で準備してたしょっぴーは焦って服を探してるし笑

A「ね、蓮くんさすがに下ろして…」

「あ、ごめんごめん。」

おんぶしてたAを下ろして腰を支えて立たせる。

A「すみません…おんぶされたまま入ってきて…」

A「SnowManさん、単独初ドーム公演おめでとうございます。そして、これ…主人がいつもお世話になってます。すこしなんですけど、スタッフさんと皆さんで食べられたらと思って差し入れスタッフさんに渡したので」

照「すみませんなんか差し入れまで…」

A「いえいえ、こんな状態でお伺いするのも逆にご迷惑かと思ったんですけど…」

辰哉「脚のこと…聞いてます。ほんとにこの度はすみませんでした。」

ふっかさん筆頭に、あのあと事情を知ったメンバー達もAに頭を下げてくれた。

あいつはまだ見つかってないけど。

A「あの、ほんとに皆さんのせいじゃないので！」

亮平「Aさん、あのこれ良かったら使ってください。」

「ありがと。阿部ちゃん。A座んな？」

A「いやでも、申し訳ないよ…」

大介「いや、むしろ座ってください！」

A「すみません…お気遣い……ってあれ？」

涼太「なんかありました？」

A「あ、いや……ねぇ？」

「ん？」

A「りぃ、どこ？」

「え………あっ笑ふふっ笑」

A「なに？」

Aに言われて廊下をみるとしゃがみこんで念仏のようにずっと小声で無理無理言ってるりり。

「みんなに紹介していい？」

A「うん」

「みんな、あの、さっき話したけどさ、今日A妹と一緒に来てて」

ラウ「僕のファン！！」

「そう笑…で…実はすぐそこにいて。」

照「え、入っていいのに」

「本人曰くただのファンだからここで会うのは無理らしくて笑」

A「すみませんっ笑」

「りり？おいで？」

大介「りりって可愛い！」

A「璃衣奈って言います。愛称でりりとかりぃって呼んでて」

「りりー？」

璃衣奈「無理！！」

これは強行突破で連れてくるしかないな。