・ ページ24
.
私の想いもちゃんと届いて、さっき鳴ってた体温計をみると、38.2…
お熱上がってるな…
蓮「…A?」
「蓮くん、やっぱりお熱上がってる。今、寒い?」
蓮「…少しだけ寒い。これが汗かいて冷えたからなのか…わかんないけど」
「とりあえず着替えよっか。」
そっか…まだ寒いってことは熱まだ上がりきってない??
蓮「…ありがと」
「どういたしまして。少しはすっきりした?」
蓮「うん。着替えもありがと。」
「色々もの用意してくるから、蓮くんはちゃんと、布団掛けて横になってて?寝られるなら寝ていいから」
蓮「…A?…ちょっとお腹すいた」
「雑炊用にスープ作ってあるから、すぐ作ってくるね?待ってて」
蓮「うん。」
蓮くんの為に急いで色々と準備をする。
リビングに置いてある私がよく使う薄手だけど暖かい毛布や、ストロー付けたお水。あと解熱剤と…
雑炊もぱぱっと作って蓮くんの元へ。
「お待たせ…」
サイドテーブルに色々おいて、寒がる蓮くんには悪いけど、1度布団を取って、持ってきた毛布、布団の順に掛け直す。
蓮「毛布ありがと」
「んーん!ベットにもたれて少し身体起こせそう?」
蓮「うん。」
モゾモゾと動いて身体を起こしてくれた蓮くん。
私もサイドの椅子に座って持ってきた雑炊を1口スプーンに乗せるとふーっと冷ましてから彼の口元へ。
「はい。蓮くん、あーん」
蓮「…っ恥ずかし」
「誰も見てないから笑ね?はい。あーん」
恥ずかしがりながらもあーんを受け入れて食べてくれた蓮くん。
「どう?熱くない?」
蓮「めちゃくちゃ美味しい。」
「良かった。」
1回目は恥ずかしがってた蓮くんだったけど、次から口元に運ぶと素直に食べてくれた。
「蓮くん、はい、これ最後」
最後まであーんして食べきってくれた蓮くん。
蓮「ごちそうさま。」
「美味しく食べてくれてありがと。お水いる?」
蓮「ん。」
ストローつきのお水を口元にもってくとまたそのまま吸ってくれた蓮くんだったけど、そんな彼とパチッと途中で目があって
蓮「…っ笑ゲホッゴホッ」
「ごめんっ、大丈夫?」
蓮「大丈夫笑 A、見すぎ笑」
「蓮くんが甘えてくれるのレアだもん。」
蓮「これからはもっと甘える。」
「うん。」
蓮「Aも今まで以上に甘えたりなんでも話してね。」
「約束。」
そのあと蓮くんに薬を飲ませて、一緒眠った。
朝には蓮くんの熱も37度台になり全快まではあと少しだった。
1846人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
na_chu(プロフ) - pocoさん» コメントありがとうございます!おもしろくてすぐに読み終わってしまったなんて素敵なコメント嬉しい限りです!もう少々お時間いただきますが続編も楽しんで頂けるよう頑張ります!これからもよろしくお願いします! (3月20日 22時) (レス) id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
na_chu(プロフ) - kmkさん» お読み頂きありがとうございます!コメントとっても嬉しいです!年度末ということもありなかなか続編移行にお時間頂いてますが楽しみにして頂けると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (3月20日 22時) (レス) id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - めちゃくちゃ面白くてすぐに読み終わってしまいました!続編更新、楽しみにしてます! (3月20日 0時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
kmk - ハラハラドキドキしながら読ませていただいてます。続きが気になってます。更新お待ちしてます。 (3月14日 6時) (レス) @page50 id: 5f8314784d (このIDを非表示/違反報告)
na_chu(プロフ) - mskmnm626さん» コメントありがとうございます。悪女、、出したがりなので基本でてきちゃいます笑これからの展開も楽しんでもらえると嬉しいです (3月7日 15時) (レス) id: 968677adf8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:na_chu | 作成日時:2024年1月21日 20時