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蓮「…………て」
蓮「……おきて」
蓮「…A？」
なんか蓮くんの声がする気がする……
そう思ってゆっくりと目を開ける。
蓮「A？」
「……蓮…くん？」
蓮「ただいま。大丈夫？具合悪くなった？」
「おかえり…買い物から帰ってきたらだるくなっちゃって…」
蓮「そっかそっか。痛いとこは？ない？」
「うん…あ…ご飯、準備するね？」
起き上がろうとするも力がうまく入れられなくて…
「蓮くん…起こしてほしい」
蓮「ゆっくりしてていいよ？」
「んーん。大丈夫大丈夫笑」
蓮くんに起こして貰って少し落ち着いてから立ち上がりパスタの準備をする。
蓮くんには出来るまでにお風呂にはいってもらって
あと盛り付けしたら完成の時にちょうど上がってきた蓮くん。
蓮「あー運ぶ運ぶ。」
「ありがと」
蓮「なに？これ。めちゃくちゃ美味そう」
「トマトの冷製パスタだよ」
蓮「Aは？もう食べた？」
「…んー…食べたくて作ろうって決めたんだけど、買い物後から調子良くなくて…食欲もあんまりで食べてないんだよね」
蓮「まじ？？」
私の話を聞くと席を立ってキッチンに向かう蓮くん。
小皿を手に戻ってくると自分のお皿から少量取り分ける。
「蓮くん？」
蓮「少しなら食べられるかなって。一緒に食べよ？」
「え、いいの？」
蓮「無理には食べて欲しくないけど、どう？」
「少し食べようかな笑」
蓮「いただきます。」
「いただきます。」
蓮「うっっま！！！めっちゃ美味い！！」
「良かったぁ」
蓮「Aは？どう？」
「うん。美味しい。」
本当に少しだけど蓮くんが取り分けてくれたパスタを食べられた。
でも身体の怠さは抜けなくて…食べ終わってそのまま机に突っ伏してしまう。
おでこに蓮くんの大きな手が触れる。
食器を洗ってたからなのかひんやりと感じるその手が気持ちよかった。
蓮「A？ちょっと熱測ろうか」
「ん…」
蓮「そのままでいいよ」
「ありがと…」
ぴぴぴっと音が鳴って体温計には37.8
蓮「熱あるね。これから上がるかな…」
「んー…」
蓮「今日はもう寝よ？」
「うん…ごめんね」
蓮「何も悪いことしてないでしょ」
だるいと思ったら熱まで出てきて蓮くんに寝室まで運んでもらってベッドに入ったらすぐに眠ってしまった。
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na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます！他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (9月13日 22時) (
レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na_chu
| 作成日時：2023年9月9日 13時
