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ちーくんが寝たのが15時頃。
ママとパパは買い出しなどで出てたんだけど、それからも帰ってきて、パパは仕事のことで呼ばれてしまったようで帰って行った。ママは千紗が来るまではいてくれるみたいで。キッチンに立つことが難しい私に変わって蓮くんのご飯を作ってくれたり、作り置きを作ってくれたりしていた。
やっぱり匂いに敏感で、また吐き気のピークが訪れ、トイレにしばらくいたけど、落ち着いてソファに戻ってちーくんに癒されたり、ゆっくり過ごした。
千紘「ふぇ…ふぇー」
「ちーくーん。おはよう」
千紘「ふぇーん！」
寝てから約1時間半。
千紗…大丈夫かな…
朝から今までってだいぶ長くて千紗が心配になった時スマホが鳴った。
千紗今から千紘迎えに行きます。
A気をつけて来てね
千紗からこんな堅苦しいLINEが来たことないから疲弊してるのが伝わってくる。
蓮くんやママにも、千紗がもうすぐ来ることを伝え帰りを待った。
30分くらい経ってインターホンが鳴って玄関に出てくと
千紗「…千紘のことありがと…っ」
今にも泣きそうな千紗がいて思わずぎゅっと抱きついた。
我慢してたのか、抱きしめた途端に声をあげて泣き始めた千紗。
家に入ってもらってソファに座らせママが入れてくれたハーブティーを飲んで落ち着いた千紗がポツリ。
千紗「離婚………することにした。」
「…ん」
千紗「2人で話そうね…って言ったのに、女もいて。」
「…っ」
千紗「しかも………妊娠……してたっ…相手。」
衝撃すぎて、ダイニングテーブルの方にいた蓮くんもママも驚きを隠せずにいた。
千紗「……もっ……なんで…」
「千紗…っ」
千紗「…千紘は…責任もって、私が立派にする……アイツには…もう会わせない…」
また手で顔を覆って泣き始めた千紗。
千紗「……っ…ごめん。幸せな2人の前で」
「そんなの…っ」
千紗「……はぁっ！…切り替えないと…千紘のためにも。」
「千紗…強いね。私はずーっと千紗の味方だからね」
千紗「うん。ありがとA」
切り替えた千紗は目を赤くしたまま千紘くんには笑いかけていた。
千紗「今日はほんとにありがとうございました」
「千紗…」
蓮「なんかあったらまた頼ってくださいね」
千紗「え…」
「そうだよ。千紗。」
千紗「ん…ありがとう。」
そう言い残して帰って行った千紗
その日から千紗と連絡が取れなくなった。
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na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます！他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (9月13日 22時) (
レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na_chu
| 作成日時：2023年9月9日 13時
