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ピンポーン
インターホンの音が聞こえて、千紗が来たことを知らせる。
「あっ……千紗……」
蓮「いいから。」
「でも…」
蓮「無理しないで」
立ち上がって出ようとしたものの身体は正直で起き上がることすら辛くて、蓮くんに任せることに。
玄関からは千紗の声。
千紗「おはようございます…今日はすみません…」
蓮「色々大変そうだね」
千紗「今日で決着つけるので………あのAは…」
やっぱり千紗にも不思議がられるよね…
なんとかベットから降りて部屋の入口に持たれながら玄関の方に顔を出した。
「千紗…」
千紗「A………どしたの？」
「あは…悪阻が酷くて…」
千紗「え、大丈夫？てか千紘平気？？」
蓮「千紘くんは俺が見るんで大丈夫ですよ」
千紗「でもご迷惑じゃ…」
蓮母「蓮くんー？ちょっと、Aちゃん！！ゆっくりしててって言ったじゃない……」
「ママ…あの、私の友達の千紗です」
千紗「おはようございます…？」
「千紗…こちら蓮くんのお母さん。」
千紗「えっ！あ、ああ！えっと…Aの親友の笹木千紗です」
蓮母「千紗ちゃん！Aちゃんの代わりに蓮くんと、私とお父さんでちゃんと息子さんお預かりするから安心してね」
「…千紗…ごめんね。でも…大丈夫だから」
千紗「なんか…うちの事に巻き込んですみません…なるべく早く、、折り合いつけて戻るので…千紘をよろしくお願いします」
色々持ち物についてはやっぱり子育て経験のあるママが聞いて千紘くんはパパが抱っこ。
千紗は足早に旦那さんとの話し合いに向かっていった。
私はまた吐き気が襲ってきて、急いで洗面器のあるところに引き返した。
蓮くんも洗面器を持ってくれたり、背中をさすってくれる。
「…はぁ…っ…はぁ………っっ」
何も食べてないのだから出るものはさっきと同じでない。
あまりの気持ち悪さに涙さえでてくる。
「………も……ないっ………はぁ……っ」
ベットに横になり気持ち悪さに耐えようと必死になっていると蓮くんに抱きしめられ
蓮「つらいね。頑張れ…A」
蓮くんのかけてくれた言葉に赤ちゃんも頑張ってるんだから頑張ろう…と思えた。
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na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます！他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (9月13日 22時) (
レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na_chu
| 作成日時：2023年9月9日 13時
