I wanna share all of happiness【Ren.M】

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ヘアとメイクが終わりドレスを着る

初めはカラードレスで、カーキ色のもの。チュールがたくさん着いているAラインのドレスで腰の辺りにビジューが着いてて少し大人なデザイン。


「よろしくお願いします」


蓮くんに手を引かれてスタジオ入り。
このドレスでは蓮くんとは撮らず、私1人だけ。
さっきチラッとお話したけど、カメラマンさんもアシスタントさんもすっごく気さくな方々で、


カメラ「いいねぇ」

カメラ「雑誌のモデルさんみたいだよ〜」

アシ「目線もう少しこっちで…そうですそうです！！」

カメラ「はい、OK〜！！」


指示も的確かつ、笑顔にさせてくれるような声掛けがたくさんで自然と笑顔になれた。


蓮「良かったよ」

「緊張したけど、楽しかった笑」

蓮「俺も着替えてくる〜」


次のドレスとヘアメイクのために再び琉杏さんのいる所へ。


琉杏「つーぎーは。アップスタイルにしますね…」


ピン、ワックス、スプレー、飾りなど色んなものがずらりと目の前のテーブルに並んでいて。
さっきのストレートヘアとは反対にトップからコテでクルクルと巻かれていく。


琉杏「黒のドレスは、Aさんの好みですか？」

「あっ、はい」

琉杏「黒って珍しくないです？」

「良くあるじゃないですか、白はあなた色に染まります…黒はあなた以外には染まりません…という意味があるとか」

「あと、夫のメンバーカラー…ってのもあります」

琉杏「たしかに、目黒さん黒ですもんね〜」



話しながらもどんどん動いていく琉杏さんの手は止まらずあっという間に可愛いアップスタイルが完成。

大きめのジュエリーのピアスをつけてドレスを纏うと丁度蓮くんも現れた。

黒いシンプルなタキシードだけど、やっぱり足が長くてスラッとしているからお似合いすぎる。



蓮「黒！！いいねぇ！！」

「蓮くんもかっこいい…」

蓮「撮りにいこっか」

「うん」



フィッティングルームからスタジオに歩いている間も
体調大丈夫？変わりない？と聞いてくれ、変わりないよと伝えると凄く安心した顔をする蓮くん。



蓮「お願いしまーす」

「お願いします」

カメラ「おお！黒！！シックでかっこいいねぇ」

蓮「俺のメンカラなんで笑」

カメラ「なるほどね。よし！！！じゃあ、壁に背をつけて…床に座れる？」

蓮「はーい」


ドレスのスカートに気をつけながら蓮くんの横に座る。


カメラ「顔見合せて〜…いいねぇ」


パシャパシャと撮り進められまた次のドレスへ。

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