32 蓮side ページ37
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「ありがとうございまーす」
車を降りて楽屋入り。
「おはようございまーす」
挨拶すると俺の元にすっ飛んできた阿部ちゃん。
向井「えっ！なにぃ！？」
急に目の前を阿部ちゃんに横切られた康二は驚いてて、いつもなら謝ったりするのにそんなのお構い無しの阿部ちゃん。
阿部「ちょっ！！！」
「いててっ！！」
グイグイと楽屋に入ったばかりなのに腕を引っ張られ人のいなさそうな廊下まで連れてこられた。
阿部「…ねぇ笑」
「聞いた？」
阿部「うん。まずはおめでとう」
「んはっ！ありがとう笑」
阿部「…どんな巡り合わせよ」
「いや、俺も驚いた。」
阿部「今日の朝聞いてさ笑飲んでたコーヒー吹き出しかけた。」
「色々とよろしくお願いしますっ」
阿部「俺じゃないけどね笑」
んははってお互い笑いあって楽屋に戻った。
さっきまで阿部ちゃんと康二と舘さんしか来てなかったのに、ラウ、岩本くん、ふっかさんに、しょっぴーも来ていて賑やかになってた。
向井「あっ！めめぇ！！」
「なんだよ笑」
ラウ「なんかニヤついてる〜」
「ニヤついてねぇよ笑」
岩本「なんかあった？笑」
渡辺「えーなにー。」
深澤「翔太、興味ある？わら」
宮舘「阿部も知ってるっぽいな笑」
阿部ちゃんの方にみんなの視線が向くととぼけた顔をするから思わず笑ってしまった。
本当はこういう報告安定期まで待って…とかがいいんだろうけど、Aは特殊だから。今はなんでもなさそうだけど、いつ悪化するかもわからないし、伝えておかないといけない。
「みんなきいて？」
俺の顔が真剣だったのか、茶化したりする人も1人もいなくて。
「Aが…妊娠しました」
康二「………えっ！おめでとうやん！！」
ラウ「めめパパになるの！？」
「うん」
わーーっと盛り上がる中
宮舘「なんで阿部だけ知ってたの？」
「いや、それが、Aの担当の産科の先生が…」
阿部「俺の奥さんなんだよね」
SN「「「「「はぁ！？」」」」」
いい反応すぎるっしょ
「それで…Aの病気のことはみんなに話してると思うけど妊娠も健康な妊婦さんに比べてAはハイリスクなんだ。悪阻も今はないけど、悪阻とか…今落ち着いてる病気の症状も再燃しやすくなるみたいで。なんとかこれまで、大幅な遅刻とか早退することはなかったけど、もしかしたら…って気に止めて置いてくれたら助かる。」
そう言うとみんな口々にわかったと言ってくれた。
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na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます！他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (9月13日 22時) (
レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na_chu
| 作成日時：2023年9月9日 13時
