I wanna share all of happiness【Ren.M】

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家に着いて2人でまったりと過ごす。
蓮くんのでているテレビをみたり、YouTubeをみたり。


「蓮くん明日お仕事だよね？」

蓮「うん。そうだけど」

「そろそろお風呂はいる？沸かそっか？」

蓮「ありがと。一緒にはいる？」

「はいりませーん笑」

蓮「ダメかー」


たまに一緒にお風呂にはいる……というか蓮くんが夜いる日は基本一緒に入ってたけど、今日は、蓮くんがお風呂の間に試したいから、、、


お風呂が沸くまで甘々な時間を過ごしたらピロリンとお湯の沸いた音。

お風呂入ってくるねと脱衣所に消えた蓮くんを確認してさっき買ってきたものを持ってトイレに駆け込んだ。


「初めて使うよ……」


ドキドキしながら箱を開けて説明書通りに進めていく。
意外と簡単で、結果を待つ…


「そろそろ…かな」


検査薬を手に印をみるとくっきりとした赤い線があった。


「……うそっ」


え？ほんとに？お腹に？蓮くんとの赤ちゃん…？

あんなにタイミングみて頑張った妊活で出来なかったのに。

嬉しすぎて涙が溢れそうになったけど、ちゃんと病院で確定の診断貰うまでは蓮くんにも言えないし、なんとか耐えた。




蓮「あれ？A？どこー？」



お風呂をあがったみたいで私を探す蓮くん。
急いで検査薬を袖に隠してトイレから出る。



「トイレいってた笑」

蓮「そっか！お風呂ありがとう〜Aも入っておいで？」

「うん！」



その日のお風呂も寝る時も遠足前の子どものようにウキウキして興奮が止まらなかった。





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翌日、蓮くんを見送って、私も病院に行く準備。


初めて行くレディースクリニック。



看護師「目黒さーん。目黒Aさーん」

「はい」

看護師「診察室ご案内しますね」




診察室に案内され先生は若くて綺麗な女医さん。



医師「こんにちは〜！」

「こんにちは」

医師「今日は〜…なるほど！そしたらエコーしてみましょうか」

「はい」



ベッドに横になるように言われ指示通りにする。



医師「ちょっと冷たいですよー」

「…っ！」

医師「あ…ふふっ…おめでとうございます。妊娠されてますよ」

「〜っ！あ、りがとう、ございますっ…」

医師「はい、楽にしてくださいね〜」


エコーが終わって


医師「おめでとうございます。妊娠5週です。」

「ありがとうございますっ」


エコー写真を手にして初めて実感が湧いた。


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27→←作者より(追記 9/13 15時)

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