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「蓮くん…これはー？」
蓮「オレンジ！？康二じゃん！」
「可愛いと思ったから選んだだけだよ！？笑」
蓮「康二はなし！却下！」
「…はーい」
蓮「うそうそ笑Aがほんとに着たいならそれでいいよ。」
「んー…もうちょっと悩む〜…」
既にドレスを選び初めて2時間。
それもカラードレス。
肝心のウェディングドレスは後回し。
蓮くんは私のドレスに合わせてタキシード選ぶって言ってるから、ただただ私があーでもないこーでもないってドレスを選んでる所を待ってもらってる。
「んー……」
私の中で彼の色といえば黒だからブラックドレスがきたくて…それまた種類が多すぎて…
「どうしよ…」
キラキラうるうるあざとく彼を見つめてみると私の視線に気がついたようで笑いながら なに笑 って言われた。
蓮「なにで迷ってるの？」
「黒のドレスが着たいの。」
蓮「好みなデザインがないの？」
「その逆。」
蓮「逆？」
「全部素敵だから困ってる！！！！」
蓮「はははっ笑」
「んもー！！真剣なのに！！」
それからもあーだこーだとぶつぶついいながら何とか決まったカラードレス達。
結局、カラードレスは2種類に絞った。
ウェディングドレスは結局選びきれなくて、マーメイド2種類とAラインのドレス1種類を選んだ。
プランナーさんも蓮くんも私のわがままに付き合ってもらって…
気がつくとここにきてから5時間が経ってた。
蓮「大丈夫？後悔ない？」
「大丈夫！！それ言われた方が悩む…」
蓮「んはは。」
「ほんとにいいの？」
蓮「なにが？」
「ドレス…こんなに…」
蓮「Aがそれで満足できるならいいの」
「ありがと、蓮くんっ」
ぎゅっと腕をくむとふふっと笑い返してくれた。
プランナー「本当にお2人素敵ですね」
「えっ…そ、そうですか？」
プランナー「ドレス選び、ご興味をあまり持たれないご主人の方が多く、それも急かされてしまうこともある中、奥様の意向を大切にされて、とっても素敵でした。」
蓮「こういうのって男より女の人メインじゃないですか。彼女が納得するまでやってあげたいんですよね笑」
「蓮くん…」
プランナー「素敵すぎます。奥様の願いがたくさん詰まった素敵なお式になるように私も全力でお手伝い致します
ね。」
「ありがとうございます！」
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na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます！他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (9月13日 22時) (
レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na_chu
| 作成日時：2023年9月9日 13時
