21 ページ25
.
蓮くんの車に乗ってショッピングモールへ。
蓮「寒くない？」
「うん。平気。」
蓮「いい服あるかなー」
「楽しみだね」
久しぶりのデートに浮かれてにやけてたらマスク越しでもわかるくらいだったみたいで、
蓮「A、そんな嬉しい？」
「えっ…笑 うん。」
蓮「ふは。可愛い。」
そういう蓮くんだって運転しながら鼻歌歌って楽しそう。
小一時間走って着いた大型ショッピングモール。
蓮「よし…着いたー！」
「蓮くん運転ありがとう」
蓮「行こっか。」
手を繋いでお店に向かう。
蓮くんのすきなブランドのお店に入り服を見ていく。
蓮「これは？」
「似合ってる！！」
蓮「まじ？じゃあ、これと〜」
「蓮くん…これは？？」
私が渡したのは黒地に白で模様のあるモフモフしたニット。
もうすぐ夏も終わるから秋冬のアイテムでいっぱいのお店。
蓮「めっちゃいいじゃん。あとで、これに似たやつAのも探しに行こ？」
「ふふっ。うん！」
それからも何点か蓮くんは気に入ったものを手に取り、お会計。
蓮「よし！次！Aの服！」
「蓮くんが1番張り切ってる笑」
蓮「たまにはいいじゃん？」
「うん。」
恋愛や結婚も今はオープンにすることを許されてるからか、堂々と手を繋いで歩ける私たち。
ファン「……っあの！！」
「…？」
ファン「め、目黒蓮くんですか？」
声をかけられてるのに、返事がないと思ったらスマホでお店の場所を必死に調べてる蓮くん。
ほんと一度にひとつのことしかできないんだから笑
「蓮くん？」
蓮「ん…？」
「ファンの子かな？声掛けてくれてるよ？」
蓮「えっ！あっ、目黒蓮です」
ファン「だ、大好きです！！！」
蓮「ありがとう」
ファン「奥さんも可愛いし綺麗ですね…」
蓮「嬉しいよ。自慢の嫁だからね笑」
ファン「こ、これからも応援してます！！」
蓮「いつもありがとう〜」
少し離れたお店をみて待ってた私の元へ蓮くんが戻ってきた。
「ふふっ、相変わらず神対応ね」
蓮「そう？笑 何見てたの？」
「んー？いや、この小さいの可愛くない？」
見てたのはベビー用品。
蓮「ちっちゃ！！可愛い」
「………あ、あれだよ！！！千紗の！！千紘くんにって見てただけだから」
蓮「ん。」
咄嗟に言い訳のように話したけど、自分のこどものことを考えてないとなると嘘になる。
蓮くんはどうなのかな…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 857人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます！他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (9月13日 22時) (
レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：na_chu
| 作成日時：2023年9月9日 13時
