12 蓮side ページ14
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「俺…がですか?」
深澤「だって、結婚…もうすぐじゃなかった?」
「あー笑」
深澤「あーって……結婚間近の恋人が病気かもって言われて……」
「結婚しますよ。」
深澤「…」
「結果がどうであれ、Aしか考えられないんで。」
深澤「病気の程度にもよるだろうけど…」
「みんなにも迷惑かけることもあると思います。でも仕事はちゃんとします。両親にもどんな事があっても結婚すると了承も貰って、父から頼ることを約束させられたんで。」
深澤「そっか……とりあえず…明後日の件は全然代わるし、詳しくわかったら…なるべく早く教えてくれたら嬉しい。」
「もちろんです。みんなにはすぐに話します。」
深澤「…なんも無いといいな」
「はい。」
その言葉を最後に楽屋に戻った俺らをみんなは不思議そうにみていたけど、
深澤「明後日ラジオのひとだーれだ!」
渡辺「はーい」
深澤「めめの代打で俺だから!よろしく!」
渡辺「代打?なに?は?」
「しょっぴーごめん。俺ちょっと急遽ラジオ出られなくて、代わり、ふっかさんにお願いしたから!」
渡辺「えーまじかよー!」
深澤「なんだよ!俺じゃ不満か!!わら」
渡辺「わははぁ!!」
ふっかさんとしょっぴーのおかげで明るくその場も収まった。
今日の分の撮影も終わって、急いで帰り支度。
「お疲れ様ですっ!」
速攻で車に乗り込み病院に向けて走らせる。
Aの病室について、ドアを開けるとそこには母さんだけ。
「Aは?」
蓮母「今最後の検査中。」
「そっか。」
母さんとそんな話をしてたらガラリと開いたドア。
疲れきったAが帰ってきて、立つこともしんどそうだったから看護師さんと交代して、だき抱えてベッドに下ろした。熱もあるみたいで、気を遣わせないようにか母さんも帰って2人きり。
検査結果を俺も聞くために休みを取ってきたことを伝えると泣きそうになったA。
泊まることは難しいから、1度家に帰って、朝一でまた病院に向かった。
昼過ぎに看護師さんから呼ばれて、結果が出たと。
先生の元へ案内され、その先生は1番最初に診てくれた先生とは違った。
バカだけど、これが何を意味するのか…
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先生から言われたのは
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SLE
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聞いたこともない病名だった。
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na_chu(プロフ) - ヒロさん» コメントありがとうございます!他にも色々な接点を作っていくつもりなのでこれからも楽しんで頂けると嬉しいです!よろしくお願い致します! (9月13日 22時) (レス) @page33 id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 何時も楽しく読ませてもらっています。阿部ちゃんの奥さんにはビックリしました。 (9月13日 21時) (レス) @page33 id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:na_chu | 作成日時:2023年9月9日 13時