世話係は運命の人です【VICTON】 (ページ1)

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サイン会ページ1

人生初のサイン会。

VICTONのサイン会！！！！！！！

私は、

やっと生でメンバーを見ることができるということと

会話ができるということ、

私の存在を知ってもらえるということに

だいぶ浮わついていた。

当たったのは、セジュナ。

セジュナあんなに人気なのに当たるなんて

これもう大当たりだよね…！

ウキウキしながらサイン会が始まるのを待っていると

スーツを着た男性が隣に座った。

VICTONのナムジャペン？！！

レア過ぎるキャラクターの登場にさらにワクワクが増す。

しばらく待っているとサイン会が始まった。

隣の男性は緊張してきた私の腕を急に掴んで外に出た。

『何するんですか！』

知らない人に腕を掴まれた怖さと

サイン会の私の順番が気になって

思わず大声を出してしまった。

？「後でちゃんとメンバーには会えますから

安心してください。」

『会えないと

サイン会に来た意味がないじゃないですか。』

？「サイン会よりも特別な場を設けてあります。

あなた様だけのために。」

『私…だけのために…？』

？「はい。

まあ、ワケは後々説明しますので

とりあえずVIPルームへご案内します。」

私は、その男性の後を不思議と

何の疑いもなく着いて行った。