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気怠い身体をなんとか動かして現場へ着いた。
何やら口うるさく喋ってくるマネージャーは軽く流してさっさとメイクをしてもらい、仕事にうつる。
『やぁージミナ、遅刻すんなよ〜！皆お前のこと待ってたんだぞ！』
『ああ、ごめん…』
パシッと背中を叩きながら大きな声で話しかけてくるのは、唯一の同い年でなんでも話せる仲の、テヒョンだった。
『どうせまた彼女とイチャコラしてたんだろ〜？』
『んー、まぁそんな感じ？』
『うわっ、認めるとかタチ悪りぃ！』
『なんだよ、否定したって同じこと言うだろ！』
『ははっ、わかってんのな！やっぱジミナ最高〜』
なんてどうってことない会話をしながら撮影は僕が遅れた分ハイペースでどんどん進んでいった。
『そういえば、もう来週か！』
テヒョンは思いついたような顔で言う。
『なにが？』
『日本だよー！俺ちょー楽しみ！可愛い子いないかなー！』
『あー…』
ふと、ソユナの言った言葉が脳裏をよぎった。
『…に、日本は…そんな悪いところじゃないと思うの…。』
なんで急にあんなことを？
しかもあんなに言いづらそうにして。
そんなことを考えていると、
『ジミナも可愛い子探しとけよ！意外といっぱいいるんだから！』
なんて言いながらテヒョンは肩を組んできた。
『あ、そういえば俺思ってたんだけどさー、ジミナの彼女ってなんか日本人っぽい顔だよな、』
『…そうかな？』
『うーん、そんな気する！』
『…テヒョナ、』
『ん？？』
『だからって惚れるなよ？』
大声で笑うテヒョン。
『さすがに人のモンには興味ねーわー！めっちゃ俺の好みだったりしたらわかんないけど！』
と、横で会話を聞いていたジョングクが一言『こっわ、』と呟いた。
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Caesar(プロフ) - 最高！！最高です！まず何より、ジミンとの出会いのところからストーリーがリアルで実際にありそう、って簡単に想像できるし、留学生のつかの間の恋、っていうシチュエーションがスパイスになってて、内容をより緻密なものにしてると思います。本当にただただ脱帽です (2022年10月14日 13時) (
レス) @page4 id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
mii - 作者さんの文章能力が凄すぎて（言葉の工夫の仕方？とか）とても感動する作品でした😭 表現の仕方とか美しくて泣きました😂 (2021年11月29日 2時) (レス) @page50 id: c1d26c370e (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぴー(プロフ) - 反日でも仕方ないよなって思っちゃうやっぱり、素敵な作品でした！ (2021年9月29日 14時) (レス) @page50 id: ddd3529158 (このIDを非表示/違反報告)
みう - これで読むの5回目です。BTSに会いたい・・・ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
みう - 私はジミンがすごい大好きで夢小説わ見るとすごい楽しくなりました。私も韓国人だったらと思いましたまた書いてくれると嬉しいです。泣きそうでした。けど泣きました。 (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと
| 作成日時：2017年8月31日 1時
