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『テヒョナもう少しタイミング考えろよ…』
『ジミナが戻ってくるのが遅いから悪い！』
『あー疲れた、休憩なのに、あー！』
『ユンギヒョン本当にありがとうございました…今度なんか奢ります…』
『おー、そりゃ期待するわ』
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彼女はジミンに打ち明けられたのだろうか
人の恋愛って基本あんまり入り込まないタイプだけどジミンたちはどうしてか、めちゃくちゃ気になる。
『…ソユナと会えた？』
耐えられずに俺は帰りの車でジミンと隣になったのをいいことに、聞いた。
『…うん。あのさテヒョナ、』
『ん』
『実はソユナが日本人だったって話、信じる？』
あ
言えたんだ。
『…え？まじで？』
打ち合わせ通り俺は知らないフリしとくからね、ソユナ安心して。
『恋って人を変えるっていうけど、ほんとなんだなって思ったよ』
『…どゆこと？』
『僕さ、日本人嫌いだったけど、ソユナが日本人でも嫌いになんてならなかった。』
『ははっ！単純だなジミナも！でもいんじゃね？幸せじゃん、』
『…うん。』
頷くジミンの顔は相変わらず幸せそうだし。
だから言ったじゃんソユナ、きっと日本人だって打ち明けてもこいつは絶対嫌いになんてならないよって。
『ほんっと、大好きだよな、ジミナ』
ほら、また幸せそうな顔で頷いた。
『お前のその幸せそうな顔写メ撮ってソユナに送ってやりてー！』
『やー！やめろ！』
『ほら、こっち向けよー！そのデレ顔見せろってー！』
『うるさい！』
うるさい俺たちを乗せて車は進んでいった。
.
「さ…み、し…い…」
寮で過ごす最後の夜
彼が呑気にお見送りなんてこれないことはわかっていた
つもりだった。
でも、今日のあの瞬間で本当に最後だったって思うとやっぱり寂しさが込み上げる。
でも
今までずっと私の心中を占めていた蟠りはもうなくて、不思議と心は暖かさで溢れていた。
今、電話したら彼は出てくれるのだろうか
「…まだ仕事中かな、」
彼の連絡先まで開いているのに、通話ボタンが押せない。
いつになってもここの勇気は出ない。
指が画面の上を彷徨う。
「んー…」
やめよ。
きっと彼だって忙しいんだし、明日から離れ離れなんだから少し慣れておかないと。
そう思い、携帯を閉じようとしたそのとき、パッと切り替わった画面
同時に震える携帯
自然と上がる口角
' 지민아 '
『もしもし？』
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Caesar(プロフ) - 最高！！最高です！まず何より、ジミンとの出会いのところからストーリーがリアルで実際にありそう、って簡単に想像できるし、留学生のつかの間の恋、っていうシチュエーションがスパイスになってて、内容をより緻密なものにしてると思います。本当にただただ脱帽です (2022年10月14日 13時) (
レス) @page4 id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
mii - 作者さんの文章能力が凄すぎて（言葉の工夫の仕方？とか）とても感動する作品でした😭 表現の仕方とか美しくて泣きました😂 (2021年11月29日 2時) (レス) @page50 id: c1d26c370e (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぴー(プロフ) - 反日でも仕方ないよなって思っちゃうやっぱり、素敵な作品でした！ (2021年9月29日 14時) (レス) @page50 id: ddd3529158 (このIDを非表示/違反報告)
みう - これで読むの5回目です。BTSに会いたい・・・ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
みう - 私はジミンがすごい大好きで夢小説わ見るとすごい楽しくなりました。私も韓国人だったらと思いましたまた書いてくれると嬉しいです。泣きそうでした。けど泣きました。 (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと
| 作成日時：2017年8月31日 1時
