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サプライズ当日
『お〜いジミナ、いるか？』
『なんですかぁー』
『お前機械とか詳しかったよな、ちょっと使いたい機材あるから見に行くのついてきてくれないか？』
『あぁ、いいですよー』
ガチャン、と宿舎のドアが閉まった。
ユンギヒョン最高…
『よし、僕とナムジュニはご飯作るよ！』
『ホビヒョン、俺ら部屋の飾り付けですって』
『まっかせろ〜！』
『じゃあ俺ソユナ迎えに行ってきます！』
『うん！よろしく頼んだぞテヒョナ〜！』
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着いた！とテヒョンからの連絡で私はあの日買ったお揃いのピアスを持って、彼の待つ車へ乗り込んだ。
『プレゼント持った？』
『うん！もちろん！』
『まぁ最悪忘れてもソユナがプレゼントになっちゃえばいいけどな！』
『…どういう意味？』
『プレゼントは私です♡って』
『いや、何言ってんの痛すぎでしょ』
『そうかなぁ？ジミナ意外とそういうの好きよ、』
『変なこと言うのやめてよ！もう！』
2人で笑いながら車が動き出す。
『ソユナ、』
『ん？』
前を向いたまま口を開いたテヒョン。
『余計なこと考えちゃダメだよ。』
『…うん、』
『ジミナ好き！大好き！だけでいいんだからね、』
『ふふ、うん。』
魔法のように彼の言葉はすーっと私の心を安心させてくれた。
好き、私はジミンが好き、大好き。
これからも、ずっと。
.
ガチャ、とゆっくり宿舎のドアが開き、美味しそうなご飯の匂いと、華やかに装飾された部屋が可愛くて、思わず頬が緩む。
『お、今日の主役の2人目だ！』
そう言って笑いかけてくれるホソクさんに、少し緊張で硬くなりかけていた心も、徐々にほぐれていった。
『ソユナ、こっちこっち！』
テヒョンに呼ばれて入った部屋には、ちょうど人1人分が入るようなダンボール箱が置いてあった。
部屋に入った瞬間、ふわっと甘い香りがした。
『あ、ちなみにここジミナの部屋ね、』
『あ…やっぱり、』
『え、すごーい、なんでわかった？』
『ジミナの…匂いがしたから…』
そう言うとニヤニヤしながらこっちを見てくるテヒョン。
『な、なによ』
『や、別にぃー？ま、いいからほら、とりあえずこの中入って！この箱もソユナが入ったら少し飾り付けするんだから！』
『え、あ、うん…』
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『ユンギヒョンに連絡するね、ソユナはずっとここにいて、俺らが運ぶから。』
『わ、わかった。』
少しずつ、鼓動が早まるのがわかった。
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Caesar(プロフ) - 最高！！最高です！まず何より、ジミンとの出会いのところからストーリーがリアルで実際にありそう、って簡単に想像できるし、留学生のつかの間の恋、っていうシチュエーションがスパイスになってて、内容をより緻密なものにしてると思います。本当にただただ脱帽です (2022年10月14日 13時) (
レス) @page4 id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
mii - 作者さんの文章能力が凄すぎて（言葉の工夫の仕方？とか）とても感動する作品でした😭 表現の仕方とか美しくて泣きました😂 (2021年11月29日 2時) (レス) @page50 id: c1d26c370e (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぴー(プロフ) - 反日でも仕方ないよなって思っちゃうやっぱり、素敵な作品でした！ (2021年9月29日 14時) (レス) @page50 id: ddd3529158 (このIDを非表示/違反報告)
みう - これで読むの5回目です。BTSに会いたい・・・ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
みう - 私はジミンがすごい大好きで夢小説わ見るとすごい楽しくなりました。私も韓国人だったらと思いましたまた書いてくれると嬉しいです。泣きそうでした。けど泣きました。 (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと
| 作成日時：2017年8月31日 1時
