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『…大丈夫かなソユナとジミナ。』
『何が？』
手当てを終え片付け始めたジョングクに問いかける。
『俺のせいで別れるとかなっちゃったらどうしよ…』
『んー、そこまでいったらもうカミングアウトしちゃいましょうよ、サプライズのこと』
『…それしかないかぁー…』
『明日あたり俺聞いてみますよジミニヒョンに、ソユナヌナとどうなったのか』
『ごめんほんと…』
『ふふ、いつも思うけどヒョンたちのケンカって本当にめんどいっすよね。』
なんて言って肩を震わせて笑うジョングク。
明らかに楽しんでる。呑気な弟だほんっとに…
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サプライズまであと3日
仕事場に向かうためまたメンバー全員で車に乗り込む。
今日は運転するのはもちろん俺ではない。
俺は助手席に座った。
ジミナと隣同士になったら気まずさしかないからね！
『…ん、なんだこれ』
ふと、乗り込むときに何かが手に触れた。
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「…ない、」
「Aー？どしたー？」
学校の図書室を使って調べ物をすることになり私は今友達と図書室の前に来ている。
図書室に入るには学生証が必要なのに…
「ない。」
「学生証？ないの？」
「うん…あれー？私最近使った覚えないのに…」
「どっか落として来たとか？心当たりは？」
「落として来た…んー…」
ふと、頭によぎったのはあの日。
テヒョンにハンバーガー屋さんのポイントカードを貸そうとお財布を取り出したときのことだった。
ドックン、と心臓が大きく脈を打った。
「待っ…て…やばい、やばいかも」
「思い出した？」
「あ…ああ、やばい、あ、あ、待って本当にやばい」
「ど、どしたどしたA落ち着いてよ、」
もしも学生証があのあと車に乗った誰かに、
ジミンに
見られてしまったら。
そのとき
〜♫
電話の相手は、テヒョンだった。
「ちょ、ちょっとごめん電話出てくる」
「え、あ、うんー」
バクバクとうるさい心臓を抑えて私は1人になれるところまで走りそっと携帯を耳に当てた。
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Caesar(プロフ) - 最高！！最高です！まず何より、ジミンとの出会いのところからストーリーがリアルで実際にありそう、って簡単に想像できるし、留学生のつかの間の恋、っていうシチュエーションがスパイスになってて、内容をより緻密なものにしてると思います。本当にただただ脱帽です (2022年10月14日 13時) (
レス) @page4 id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
mii - 作者さんの文章能力が凄すぎて（言葉の工夫の仕方？とか）とても感動する作品でした😭 表現の仕方とか美しくて泣きました😂 (2021年11月29日 2時) (レス) @page50 id: c1d26c370e (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぴー(プロフ) - 反日でも仕方ないよなって思っちゃうやっぱり、素敵な作品でした！ (2021年9月29日 14時) (レス) @page50 id: ddd3529158 (このIDを非表示/違反報告)
みう - これで読むの5回目です。BTSに会いたい・・・ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
みう - 私はジミンがすごい大好きで夢小説わ見るとすごい楽しくなりました。私も韓国人だったらと思いましたまた書いてくれると嬉しいです。泣きそうでした。けど泣きました。 (2021年8月27日 22時) (レス) id: 9b0cace171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと
| 作成日時：2017年8月31日 1時
