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神宮寺side
神「でも俺謝った事ない。謝られたことはあるけど。」
A「いいえ、社長は謝れてますよ。
ほら、車から降ろしてくれた時も、家にいた時に
何回ごめんって聞いたか(笑)」
そう顔を覗き込んで来た。
よく見るとAちゃんは可愛らしい顔をしていて、
しゃべると愛嬌があって。
心無しかドキッとしてしまった。
永瀬は毎日これを見れてるのかな……
こんな冷たい俺なんかよりも早く永瀬のとこに行って甘えたいのかな…
そもそも永瀬と付き合ってんのかな…
『こいつ、何なんだ？』
田村が俺らを引き止めた時の印象だった。
おれ、今まで通り廊下歩いてただけなのに…って。
本当はぶつかったのも分かってた。
でも謝り方分からないし、秘書達がいつも代わりに謝ってくれるしって思った。
でも田村が俺に怒ってくれて、初めてこれが間違ってることに気づいた。
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作者名：紫ネコ | 作成日時：2018年10月8日 23時
