今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,022 hit
小｜中｜大
37 ページ7
手越side__
A「じゃあ、またね！」
手「おう！気をつけろよな！」
いつもいつも思ってる。
今日会ったら、もう会わないようにしよう。
俺がいることで、あの2人はもっと関係が悪くなるんじゃないかって。
でも、やっぱり諦めきれないんだ。
だったら、偶然を装って毎日会いに行こう。
鬱陶しいと思われたっていい。ストーカーって思われたっていい。
それで、Aが俺の事を嫌ってくれるなら、
俺がAの事を忘れられるのなら
それはそれで本望だ。
手「何でだよ…」
でも何でだろう。
彼女に会う度に、好きがどんどん大きくなる。
彼女に会って分かれる度に、涙が止まらなくなる。
いっそのこと、彼女を作ろうか。
そして、完全にAとの縁を切ろうか。
そんな事出来るわけない。
そんな事出来るわけないのは、俺が一番分かってる。
そんなことしたって、元から俺に気持ちが向いてないのも、分かってた。
俺かあいつから奪おうとしたって、
仮にAを奪えたとして、
俺といることがAの幸せとは思えない。
Aは、どれだか浮気されたって
あいつの事が好きなんだ。
だったら、行動に移すしかないよな……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫ネコ | 作成日時：2018年2月12日 0時
