falsehood Love 2 (ページ13)

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加「お父さん、お母さん、僕にもう一度チャンスを下さい！
疫病神でも、汚れものでも、何でもいいです。
次は！次こそは！娘さんを必ず幸せにします。」

母「私は…娘が良いというなら、構いませんよ？
娘が幸せなら、もう一度だけ、娘を貰ってやって下さい。ね？」

父「………」

加「お父さん…」

母「お父さん、気持ちは良くわかるわ。
私だってまだ許せないわよ。
でも、考えてみなさいよ。
普通浮気をして反省してなかったら、わざわざ家にまで来ないと思わない？

あと、Aが倒れた時、病院まで来てくれたのよ？
Aへの気持ちは本気なんじゃないかしら？」

父「成亮さんは、娘で良いと思ったことは
今までの生活であったか？」

加「もちろんです！逆に娘さんに幸せにしてもらって…
娘さんが出てって初めて気づいたんです。

僕は、Aがいないともう無理だって。
こんな、ダメな僕を支えてくれる人は、
どこを探しても彼女しかいないなって。」

加「もちろん、今までのことは償います。
一生、親御さんには恨まれても仕方ないと思ってます。

なので、もう一度だけ、娘さんを下さい！！」

父「……顔を上げなさい。
そこまで言うなら！娘を貰ってやってくれ。
ただし！次娘を泣かすような事があってみろ。お前をどうするかは分からない。」

加「ありがとうございます！！」