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加「おはよう、A、体の調子は？」
A「元々そんな大した事じゃないよ？
疲れとストレスからだって。
赤ちゃんには何の影響も無かったし、
とりあえず一安心かな。」
加「そっか…良かった…」
A「ねえ、シゲ？」
加「ん？」
A「倒れて、目が覚めた時、一番最初に誰を考えたか分かる？」
加「親御さん？」
A「ううん、違う。」
加「じゃあ、祐也さん？」
A「えー？全然違う(笑)」
加「まさか…俺？」
A「うん、そうだね。正確に言えば、
この子が生まれた時、嬉しそうにしてるあなたの顔が浮かんだ。」
加「A、ダメ元で聞いてみてもいいかな？」
A「ん？」
加「もう一回、やり直してもらってもいいかな？
子供がもうすぐ生まれるからとかじゃなくてさ、
やっぱり、俺には後にも先にもAしかいないなって。」
A「…………」
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作者名：紫ネコ | 作成日時：2018年2月12日 0時
