2.志麻：風邪 ページ4
浦「ほんとごめん！」
志「ええって！」
志麻は、うらたに頭を下げられていた。
理由は、うらたの些細なミスだった。
動画のアップ日を一週間見間違えて、MIXが間に合っていなかった。
志「俺が、やりたいっていったんやし、気にしてへんよ？」
４人で分担していたものの、坂田はまふ君と動画を撮りに行き、センラは働きに出ていた。
そこで入って来た、うらたの出張。
MIXはほぼ志麻一人でこなしていた。
坂・せ「ただいま〜！」
浦・志「おかえり〜！」
今日は金曜日で明日もみんな休みということで、飲むことになっていた。
もちろん、うらたの財布で。
浦「みんな、まじでごめん！今日は、謝罪の意も込めて・・・」
せ「家で飲まん？」
坂「いいね！コンビニで買ってこようよ！」
基本、居酒屋などで飲むのだが、人目を気にして家で飲むことにした。
４人は、仲良く肩を並べてコンビニへ向かった。
浦「酒はこんなもんか・・・」
志「つまみは？」
せ「僕、作りますよ？」
浦島坂田船でダントツ料理の上手いセンラがつまみを作ってくれるという。
材料はあらかた揃ってるらしく、酒のみを買って帰った。
こういう時、生放送をすれば楽しいのだろうが、
プライベート的な話が中心になるような場面では
４人だけの空間で過ごすと決めていた。
浦島坂田船「かんぱ〜〜〜〜い！！！」
２時間ほど経っただろうか。
志麻の体に異変が起き始めていた。
市(気持ち悪くなってきた・・・)
坂「まーし、大丈夫？」
志「んぅ・・・あぁ。」
この中では、どちらかというと酒に強い志麻が酔い始めていた。
というか、二日酔いのような症状が出ていた。
せ「僕らのこと、気にせんと休んできい？」
志「ん・・・そうするわ。」
浦「肩、貸すから。ほら、立てるか？」
歩行すら危うい状態だった。
うらたに支えられてやっと志麻の自室へ着いた。
うらたは、志麻を寝かせ部屋を後にする。
浦「まーしぃ、変だな・・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にょんこ0602 | 作成日時：2017年10月6日 19時
