アオハル*(黄)2 (ページ39)

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無事に卒業式が終わり

アルバムを交換し合い
メッセージを書いてる

実｢はいA書けたよ｣

｢ありがと｣

後は、

秀太だけかな

｢秀太ーーなんか書いて｣

秀｢何でもいいんか？笑｣

｢何でもはだめ
絶対バカとか変なこと書くでしょ笑

真面目に書いてよねー｣

そう言って秀太とアルバムを交換して、
私は秀太のアルバムにメッセージを書く。

『バカな秀太へ

秀太とは何年一緒にいたんだろね。
ずっと笑い合って、喧嘩もしたり
秀太といた時間全てが私の大切な思い出
どこ行っても秀太らしく頑張れよ！
ありがとう。またいつか会いましょう
大好きだよ。 A』

っと

ちょっと長くなっちゃったけどいっか

｢秀太書けたよ｣

秀｢はい。俺にしては真面目に書いた方だからな笑｣

家で読もうかと思ったけど
ちょっと気になったから開いてみた

『アホなAへ

とりあえずありがとな。
Aといる時間が俺の中で1番楽しかった
遅刻ばっかしてドジで鈍感でバカで
そんなお前だから、守ってやりてえって思った
お前の隣は無理だっけどな(笑)
んま、頑張れよ。俺も頑張るから

秀太』

ちょっと色々と複雑なんですけど笑

最初の出だしが私と同じことしてるし笑

でも、嬉しいよ...

寂しいよ...

｢秀太.....泣｣

秀｢え？！なに泣いてんの、そんなに感動した？笑｣

私は思わず秀太に抱きついた

やっぱり離れて欲しくない。

秀太がいないと...

秀｢やめろよ.....

また諦めれなくなるだろが...

俺絶対ここに戻ってくるから。
ダンス上達させて戻ってくる｣

そう言って
私の頭を撫でて体を離した

秀｢お前まだ書いてもらってないだろ？｣

｢え？｣

秀｢担任｣

そうだ。
みんな貰ったって言ってた。

｢秀太も行こーよ｣

秀｢俺はいいよ

靴箱で待ってっから｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

秀太は教室を出ていき、

すれ違いに誰か教室に入ってきた